BMW_X1オーナー目線のX1の少し残念な部分

BMW

BMW1シリーズからX1に乗り換え、早8ヶ月が経過しました。車内も広く、コンパクトで取り回しも良く、日本の道路事情にも非常にマッチした良い車なんですが、走行距離も7000kmを超え、X1の少しだけ残念な部分も見えてきました。

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アームレストからジョグダイヤル、シフトレバーの段差が大きい

アームレストからジョグダイヤル、シフトレバーの段差が大きい

個人的に、最も改善が必要な部分だと感じたのがこの部分です。X1には大型のアームレストが装備されているのですが、このアームレストに肘を置いて、BMW特有のジョグダイヤルを操作しようとすると、ジョグダイヤルのある位置が、アームレストに対して、近く、かなり低い位置にある為、手首を大きく下側に曲げ操作しないといけない、不自然な姿勢になってしまいます。以前乗っていたF20の1シリーズでは、アームレストからジョグダイヤルの段差はほとんどなく、とても自然な姿勢で操作出来ました。これがX1では結構不自然な姿勢での操作になってしまいます。恐らく前型の2シリーズアクティブツアラーでも同様の違和感を覚える方もいたのではないかと思います。

又、同様の理由で、シフトレバーの操作も、アームレストに肘を置いた状態で操作しようとすると、不自然な姿勢になってしまいます。

ジョグダイヤルやシフトレバーは、日常的に触る部分なので、不自然な姿勢で操作しないといけない事は、結構なストレスです。

この点を考慮してか、先日RJCインポートカーオブザイヤーに輝いた新型2シリーズアクティブツアラーは、アームレストの延長線上に操作系を配置したインテリアとなり、かなり自然な姿勢で操作が可能な内装となっています。同様に新型X1でも同じタイプの内装で、とても操作面では良いものに仕上がっています。

ドライバーファーストの設計思想のBMWとしては、この部分は少し残念に感じた部分です。ただ、新型ではこの辺を、潰してきているのは流石だなと感じた部分でもあります。

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最近のモデルはライトのレベライザーが手動式

この部分もまさかの部分でした。もしかすると、半導体不足による影響もあるのかもしれませんが、今の時代、しかも総額600万円を超える車で、この部分がマニュアルとは想像もしませんでした。

この部分がマニュアルで困るのは、被害と言うか、影響を受けるのが自分ではなく、対向車や周囲の方などが、眩しさを感じる場面がある可能性がある事です。

例えば4人乗車しているのにライトレベライザーを1人乗車時の0に設定していると、影響を受けるのは対向車等が眩しく感じたり、周囲の方が、眩しさを感じてしまう事です。これに運転している自分では気づくことは難しいと思います。

この辺の周囲への配慮に気にしながらライトレベライザーを、乗車人数や積載荷物の状況により気にしながらマニュアルで調整するのは、正直煩わしいです。

この部分も少し残念に感じた部分です。

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半端ないブレーキダストによるホイールの汚れ

数100kmの走行でブレーキダストの影響で半端なく汚れるホイール

以前乗っていたF20の1シリーズでは、ブレーキダストを気にしたこともなかったのですが、このX1はブレーキダストが半端ないです。イメージ的には、給油のたびにホイールを洗浄したくなるレベルです。

これだけブレーキダストが出るところを見るとパッドの寿命や、ディスクロータの寿命もF20_1シリーズと比較すると短いのではないかと思います。

ネットを見ていると、新車直後にブレーキパッドを交換している方もいますが、気持ちが良く分かります。又、ブレーキングのタッチも、ちょっと踏んだら、キュッと止まったりと、結構シビアな場面も有ります。

恐らく、ドイツ等での高速域での制動を意識した仕様なのではないかと思いますが、日本国内では低ダストタイプのブレーキパッドで十分だと思います。低ダストパッドへの交換で解消できる部分でもあるので、次回パッドの交換時期が来たら、低ダストタイプの物へ交換したいと思います。

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アイドリングストップでエンジンが停止するタイミングが早い

これもF20_1シリーズとの比較にはなるんですが、以前は完全停止後、アイドリングストップが作動していたので、違和感を覚える場面はあまりなかったのですが、このX1については、完全停止前にアイドリングストップが作動してしまい、意図しないタイミングでアイドリングストップが作動してしまう場面が時々発生しています。

この為、現在は基本的に、乗車してすぐアイドリングストップ機能はキャンセルする習慣が身に着きました。

燃費にはいい影響がある事は分かっているんですが、この違和感がある停止タイミングは8ヶ月経った今でも慣れる事はありません。

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最後に

色々と、個人的に少し残念な部分を書いていきましたが、これらを補って余りある良さがこの車にはあると思います。

サイズの割に広い車内。SUVらしからぬ走行性能、クラスを超える低燃費等、とても優れている車だと思います。X1は結局良い車だと思います。

コメント

  1. たまちゃん より:

    そうですね、どれもそう思いますよ。アイストは使ってないのでわかりませんが。

    まー、慣れますよ笑

    ダストは洗車しかなくてこれだけは無理ですね。同じくパッド寿命時期で低ダストに変えます。
    ちな、F20はUS仕様だとダスト少ないです。X1はUS刻印ないですね。

    • ponsuke より:

      たまちゃん様
      お久しぶりです。コメントありがとうございます。
      x1US刻印ないですよね。ダストの出方がここまで違うのかと驚いています。
      又、低ダストタイプに交換した際は、教えて頂けると嬉しいです。
      今後も一読頂ければ嬉しいです。

  2. りょうしん より:

    ponsukeさん

    お久しぶりです。
    ジョグダイヤルについて、感じたことをお伝えします。

    先日ショッピングモールに展示してあったBMW(の多分X1)の運転席に乗り込みました。
    目的はシートの硬さを確認するためです。
    シートの話は後日したいのでおいておきます。

    そのときに、ジョグダイヤルを操作しました。
    アームレストとの高さ関係は確認し忘れました。
    その時感じたのが、ジョグダイヤルが小さく、軽くなっていることです。
    旧1シリーズでは、上面で手書きができるように大きいダイヤルになっています。
    しかも、重いです。したがって操作するときに大きいものを左右に動かすため、
    あまり感じがいいものではありません。
    それが、新型はダイヤル小型軽量化され軽快に動きました。
    上面での手書き機能が残っているかかわかりませんが、非常に印象が良かったです。

    • ponsuke より:

      りょうしん様
      いつもコメントありがとうございます。
      ジョグダイヤルは確かにf20と比べると小さくなっています。個人的にはあのf20の大きなダイヤルをガチャガチャ操作するのは結構好きでした。ただ利便性の面では仰られる様に、小さく軽くが基本で
      好まれると思います。