BMWのディーゼルエンジンの水温計が暖まるまでの走行距離から考える1度の適切な走行距離

BMW

ディーゼルエンジンの乗用車を購入する際、気になるのが、ディーゼルは単距離の走行を繰り返す方には向かないや、長距離を乗る人がディーゼルを乗るべきなどのネットの情報です。私自身、BMWのディーゼルモデルを2台乗り継いでいますが、最初購入する際、この単距離って何kmの事だろうと数値の部分が気になっていました。

以前乗っていた118dには水温計が付いていなかったので、一体どの程度走行すればエンジンが暖まるのか分かっていませんでしたが、X1_18dに乗り換え、デジタルではありますが、水温計が付いていたので、どの程度走行すればエンジンが適正な温度になるのか確認してみました。

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画面上で水温計がOKになるのは約4km走行後

X1の水温計は、メータパネル中央のインフォメーション部分の表示切替で表示可能になります。この水温計OK表示になるのは、約4km走行後でした。やはりガソリン車に比べると、エンジンが暖まるのが遅い印象ですね。しかもOKにはなっていますが、まだまだ適正な温度までは至っていません。

恐らくこのOKが出る温度は75℃程度ではないかと思います。と言うのもDPF再生が行われる条件は、水温が75℃以上だったのと、3シリーズなどの温度が表示されている水温計を見ても、同様のゲージの際は75℃あたりだと思うからです。

画像は、F30ディーゼルモデルのの水温計です。適切な温度は100℃で、スタートが50℃なので、真ん中あたりは75℃程度ではないかと思います。

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適切な温度になるには約10km走行後

水温計の真ん中にゲージが行き、適切な温度になるまでは、約10km走行後でした。この際の外気温は、画像の様に20℃の状態での暖まるまでの走行距離なので、冬場などは、もう少し距離を走らないと適切な温度まで暖まらない様です。実際、冬場の燃費の悪化はガソリン車に比べ、かなり大きいので、この辺の暖まるまでの時間も影響していると思います。

上の画像は、ゲージが真ん中の適切な水温になった際のトラベルボードコンピュータの数値ですが平均車速は28.5kmとあまり高速な走行をしていないので、平均車速が上がると、もしかしたらもう少し早く暖まるのかもしれませんね。

上記から、エンジンが暖まりきるのにディーゼルモデルは10km程度走行する必要があるので、エンジンにやさしい走行距離は10km以上ではないかと思います。

ただ、週末に10km以上走るけど平日は5kmしか走らないなどでも、問題ないかと思います。私自身、1~2km程度の近距離の走行も繰り返していますが、BMWのディーゼルモデルに2台乗り6年以上が経過しますが、何の問題も出ていません。

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ディーゼルはエンジンが暖まりにくいと言う事は冬場のヒーターが出始めるまで時間がかかる?

これも私がディーゼルモデルを購入する際気にしていた事ですが、全くの杞憂に終わりました。冬場車内が暖まるのに時間がかかるかと思っていましたが、ガソリンモデルとほぼ変わらない印象です。最近のディーゼル車はヒーターが付いているのも関係しているかもしれませんね。

ディーゼルだからと言って特別気にすることはなさそうです。

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最後に

ディーゼルエンジンの車はガソリン車に比べ、エンジンが暖まりにくいのですが、どの程度走行すると適切な温度まで暖まるかと言うと約10km前後でした。私自身通勤距離はこの程度なので、暖まったと思ったら走行が終わる感じですが、これを平日毎日継続しているのですが、何の問題もなく不具合も出ていません。週末、1から2kmの調近距離の走行を繰り返し走ったかと思うと100km程度連続走行したりと、私の走行条件では問題ない様です。

ただやはり車にやさしい適切な走行距離は10km以上だと思います。

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