ZF製8速ATはBMWのディーゼルモデル118dに相性抜群

BMW

多段化が進んでいる現在のAT。アイシンやホンダでは10速ATと言う、ものすごく多段のATも開発されています。

このAT、BMWでは多くのモデルでZF社製の8速を採用しています。

10年ほど前、僕が乗っていたオデッセイ(RA7)は4速ATでした。これを考えると8速ATは倍の変速が可能となります。高級車でも6速ATだった時代を考えると、BMWのエントリーモデルである、1シリーズでも8速ATを採用しているというのは、非常に贅沢な車だと思います。

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ZF製の縦置き8速ATは高級車メーカーで採用されている

ZF製8速AT 参照元:https://motor-fan.jp/tech/10000745

ZF製の縦置き8速ユニットはBMWのみならず、ジャガーやランドローバーなど、多くの高級車ブランドで採用されています。

最近発売されたZ4にもこのZF製8速ATが採用されていますが、開発プロダクトマネージャーのミヒャエル・ヴィムベック氏曰く、ストリートをメインに考えた場合、これ以上のものはない、と言わしめる性能を持ち合わせています。

多くの高級車ブランドが、こぞって採用している点を見ても、素晴らしい性能を持ち合わせているんだと思います。

実際、僕の118dにもこのZF製8速ATが採用されていますが、何の違和感もなく、非常にスムーズに、そして力強くトントントンと変速していきます。

特に、高速道路の合流時などに全開加速する際は、この変速のスムーズさを感じる事が出来ます。

エントリーモデルの1シリーズであっても、他のシリーズと同様の変速機を搭載している点に、非常に好感を持ってしまいます。

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ディーゼルモデルに多段ATの組み合わせは、相性がいい

以前、有名な自動車評論家の方が、ディーゼルエンジンに多段ATは最悪の組み合わせ的な記事を目にした事があるのですが、情報が古いのか、僕の感覚が間違っているのかはわかりませんが、個人的には、ディーゼルエンジンに多段ATの組み合わせは、非常に相性がいいと思っています。

なぜディーゼルエンジンに多段ATの組み合わせが相性がいいと考えるか?

理由はいろいろありますが、まず一般的に、ディーゼルエンジンは、回転数を上げて馬力を絞り出すガソリンエンジンとは違い、低回転から馬力やトルクが出る事が挙げられます。

低回転から馬力やトルクが出ると書きましたが、厳密に言うと、極低回転域ではディーゼルエンジンの車も、馬力があるや、トルクがあると感じることはありません。

ですが、1800回転を超えたあたりから、明確にガソリンエンジンの車とは隔世の加速感を得ることが出来ます。

この回転域をうまく使える設定にしているのがBMWの8速ATの設定になっています。

加速感が得られるおいしい回転域で、上手に変速していくため、118dとは言え、非常に加速感が有ります。駆けぬける歓びを謳っているBMWの名に恥じない走行性能を堪能することが出来ます。

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ディーゼルエンジンに多段ATは燃費性能も良好

上でも書きましたが、ディーゼルエンジン車は低回転から十分な馬力とトルクを発生させることが出来ます。

118dでは8速も変速が可能なので、2000回転程度でどんどんシフトアップしていきます。つまり低回転でどんどんシフトアップしていくので、流れに沿った運転をしている分には、2500回転以上エンジンが回ることはほとんどありません。

低回転で、低負荷状態で運転が出来るので、もちろん燃費は良くなります。ちなみに60km巡行ではエンジン回転数は1000回転程度で、ほぼアイドリング状態と変わらない状態で巡行できます。

最も多段ATの恩恵を受けるのは高速道路走行時になります。JC08モードの燃費性能は22.2Km/Lとなっていますが、高速道路だけを走り続けるのであれば、余裕でこの公称値を超えた燃費性能を見せてくれます。

最近では、三菱自動車のデリカD5も今までの6ATからマイナーチェンジで8ATに変更されました。

巷ではあの厳つい外観が話題になっていますが、個人的には、この変速機の8AT化に目が行きました。2.2Lのディーゼルエンジンに8ATが組み合わされ、4WDのミニバンと言うパッケージングは唯一無二で、ネット内での、燃費性能も実用域で非常に優れているようです。

多段ATとディーゼルエンジンでしかもミニバン。子育て世代の僕としては、今嫁が乗っているミニバンのオデッセイの買い替え候補ナンバー1です。ただし、外観の面で、嫁はNGだそうです。こんなに中身は魅力的な車なのにもったいない。

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ZF社ではこれ以上の多段化はしない

どこで見たかは忘れましたが、ZF社ではFRモデル用のATとしてこの8速以上のATは開発しないとの記事を目にした記憶があります。ちなみにFFモデル用ではZFからは9速までの物がリリースされています。

この多段化の終止符を打ったZF社ですが、個人的には全面的に同意できると思います。

と言うのも、118dに乗っていて、高速道路走行中であっても、法定速度内であれば、8速目までギアが入ることがないんです。

現状でもトントントンと、どんどん変速していくATなのに、これ以上変速数が増えても、あまり効率が上がるとは考えにくいと思っています。

ZFのFR車用8速ATはどんどん進化しており、上でも述べたように、Z4に採用された8速ATはこれ以上のものはないと言わしめるものに仕上がっています。

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最後に

BMWが採用しているZF製8速AT。乗ってみて初めて分かる事ですが、BMWはエンジンだけでなく、ATも素晴らしいものを採用していると思います。

エントリーモデルである1シリーズにも惜しみなくこの技術を採用していますし、ディーゼルモデルである118dには最高の変速機だと個人的には感じています。

最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

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