BMWのFRモデルとFFモデルを両方所有して感じた違いについて

BMW

BMWの車に乗り始め、早5年が経過しました。最初は、ディーラー認定中古車で1年落ちのF20_1シリーズを所有したのですが、それまでFF車の国産車しか所有しておらず、初めてのFR車で、しかもエントリーモデルとはいえ、BMWの車を所有できた事に、個人的にとても満足感を覚えました。実際運転してみてもとても運転が楽しくFR車の楽しさを教えてくれた車でした。4年半所有し、2022年にBMWのFFベースのAWDモデルであるX1に乗り換えました。

BMWのFRモデルとFFモデルを両方所有し、感じた違いについて、書いてみようと思います。

スポンサーリンク

一番の違いは前後の重量バランス

良く、駆動方式の違いで、FRが優れているとか、FFは大衆車だとか、いろんな意見を目にしますが、この辺の議論は不毛だと個人的には思っているので、割愛し、所有して感じた事実のみを書いていこうと思います。

最も違いを感じたのは前後重量の重量バランスの違いです。これは意外と顕著に感じました。特に交差点を曲がるときや、普通にコーナリングを曲がっている時など、何気ない部分で違いを感じています。この違いについても、F20の1シリーズに乗る前までは、FFモデルにしか乗っておらず、こんなものだと思っていましたが、1度FRモデルに乗るとこんなに違うものかと感じました。

良く、鼻先が軽く、スッと向きを変えるとか、スイスイ曲がって気持ちがいいハンドリングとか、評論家の方等が書かれているのを見ますが、この表現の意味が良く分かりました。改めて前後重量の大事さを感じました。

前後重量で言うと、アクセルオン時の駆動方式による前後荷重の違いもハンドリングに影響を与えていると思います。FRでは、アクセルオン時、より後輪に重量がかかり、ノーズの軽さがより顕著になると感じました。それに、アクセルオンで車体の重心が後部に移動し、ブレーキで前方に重心が移動するのが良く分かりました。某アニメでコップの水をクルクル回す模写が有りましたが、この感じ、良く分かります。

又、FRモデルは前後重量のバランスが良いためか、後部座席に乗った際、跳ねる感じが、FFベースのX1より少なく感じました。この辺も、後部座席に人を乗せる事が多い、車にはFRの車が多い要因があるかもしれませんね。

スポンサーリンク

BMWのFFモデルとFRモデルで異なる8ATの中身

BMWと言えば一部の車両を除き、多くの車種で8ATが採用されています。この8ATも実はFFモデルとFRモデルでサプライヤーが異なり、ものとしては全くの別物です。

まずFRモデルの8ATですが、ZF社の物が採用されています。この8ATかなり出来が良く、素晴らしくスムーズに変速していきます。BMWらしい走りにも欠かせないATだと思います。又BMWに限らずジャガーやアウディなどのプレミアムブランドも、同じくZFの8ATを採用しています。

対して、FFモデルの8ATは日本の誇るアイシンの物が採用されています。この8ATも変速は非常にスムーズで素晴らしいATだと思います。ただ1点、X1に乗っていて気になるのが、極低速域のアクセルをOFFした後の再加速の際、頻繁にギクシャクすることが有ります。恐らく変速のプログラムによるものだとは思いますが、唯一ZFのATと比較した際、この部分はZFに軍配が上がると思います。

ZFのATも低速域で再加速の際、ギクシャクすることが全くないかと言えば、そんなことは無いんですが、程度の問題ですね。

又、低速域でのアクセル開度が低い加速でのダイレクト感は、ZFの方が有りますね。アイシンのATはトルコンが強く効いている印象です。

どちらもガバッっとアクセルを開けると気持ちよく加速してくれますが、この部分は違いを感じました。ただ、F20とF48では車重が200kgほど違うので、この辺の影響もあると思います。

エンブレについてですが、ZFのATはかなり強い印象で、この辺に違和感を覚える方もいるかもしれません。アイシンの方が、この辺は自然な印象が有りました。

ZF、アイシンの8AT共に特徴があり、どちらも優れたATだと思います。

スポンサーリンク

最後に

BMWのFRモデルとFFベースのAWDモデル両方を所有して感じた大きな違いは、前後重量バランスの違いと、8ATのサプライヤーの違いによる、走りの違いです。どちらもBMWらしい走りと運転する楽しさを与えてくれる素晴らしい車です。

どちらが優れているとかではなく、それぞれの違いを楽しみながら、BMWライフを今後も楽しんでいきたいと思います。

コメント