BMW5シリーズの後部座席の快適性について

BMW

先日1シリーズの車検の代車として、2020年式の5シリーズ523dMスポーツに数日間乗る機会が有りました。5シリーズともなると、やはり後部座席に人を乗せる使い方も多いと思います。後部座席の快適性や乗り心地等、気になったので、運転を妻にお願いし、後部座席へ乗り込んでみました

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後部座席の乗り心地は少し固めだが、快適

5シリーズの後部座席

お借りしたのがMspだったことも有、タイヤサイズはリアの扁平が35となっていました。この辺も少し硬めに感じる要因かも知れません。ですが、不思議な事に、不快感は全くありませんでした。低速時は少し、コツコツと硬さを感じるんですが、ある程度スピードに乗ると、段差を見事にいなし、タタンと軽快に走行していきます。

シート自体も少し硬めですが、画像の様に、座長が長く、安定した姿勢で座る事が出来、長時間のドライブも問題なくこなせそうです。あと、意外だったのが、セダンって頭上のスペースが狭いイメージが有りましたが、思ったよりも開放感が有り、この辺も5シリーズともなると、余裕を感じた部分です。

騒音についても、音質的に不快なシャーっと言う高周波帯は、ほぼ感じず、ゴーっと言うロードノイズが少し聞こえる程度で、かなり静かです。意外とこのロードノイズって、ずっと耳に入って来るものなので、長距離走ると、静かな車と、騒音の大きい車で、疲れ方が全く違ってくると感じています。

5シリーズは後部座席でも、この騒音の部分はかなり静かな部類に入ると思います。

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足元のスペースは十分だが、思ったよりも広くはない

身長170cmの僕が、運転席でポジションを決め、後部座席に乗り込んだ状態

正直、5シリーズともなると、後部座席は足が組めるくらい広いのかなと、勝手に想像を膨らませていましたが、そこまでの膝周りのスペースはありませんでした。上の画像は身長170.2cmの僕が運転席に乗り、シートポジションを決めた後、後部座席に乗り込んだ際の画像です。膝周りにはまだ少し余裕が有ります。正直足元のスペースは、以前試乗させていただいた3シリーズに対し、ほんの少し広いような気がすると言う程度です。

身長180cm程度の人が同じように運転席のシートポジションを決め、後部座席に乗り込むと、もしかすると膝周りのスペースはあまり余裕がない状態になるかも知れません。

比べるのもどうかと思いますが、足元の広さだけ言えば、以前仕事で載せて頂いた、クラウンの後部座席の方が広かった印象です。ただ、必要十分な広さはありますので、大人4人であれば、快適な移動が出来ると思います。

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後部座席の快適装備

アームレスト装備

後部座席の快適装備ですが、もちろんアームレストも付いていますし、カップホルダも付いています。ただし、高級感は皆無です。この辺はレクサスやメルセデスと比べてしまうと、少しチープに感じてしまいますが、よく言うと割り切っている部分かも知れませんね。

後部座席のエアコン吹き出し口

こちらも当然、エアコンの吹き出し口があります。ただ充電用のUSBや、独立した温度設定等は出来そうにありませんでした。この辺はもしかするとオプション設定なのかもしれません。

又、後部座席のシートヒーターも装備はされていませんでした。これもMspはオプション(Luxuryは標準装備)の様で、ハイラインパッケージオプションを選択すると装備されるようです。後部座席にシートヒーターがあると、個人的には一気に高級車感が出てくるなと思います。

天井照明

画像は天井に着いている照明です。この辺も高級感が有りますね。

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最後に

今回BMW5シリーズを車検時の代車としてお借りして、後部座席を中心に思ったことを書いてみました。広さは、横幅はさすがに余裕が有りますが、足元は、想像していたよりも、余裕は感じませんでした。やはりBMWは5シリーズもドライバーズカーなんだと感じました。乗り心地や、静音性はさすがと言った感じでした。これで、1,3、5シリーズの後部座席を体感しましたが、やはり5シリーズが一番いいですね。こういった上位車種が買えるように仕事を頑張ろうと思えました。

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