BMWの独占禁止法違反疑いが解決したみたいですね

BMW

2019年9月。まだコロナ禍になる前の話ですが、BMWの日本法人が独占禁止法違反の疑いで、公正取引委員会が立ち入り検査に入ったと言うニュースを覚えている方もいるかもしれません。

僕自身、その後の進展を注視していましたが、解決に向かっているようですね。

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問題は販売店への過剰なノルマ

今回のそもそもの原因はBMWの日本法人が各地のディーラーへ過剰なノルマを課した事が原因の様です。以前はそんなことはなかったのでしょうが、2010年代中盤辺りから、この様な状態が起きていたようです。

実際、僕がBMWの1シリーズを、ほぼ新車の状態の個体を中古で購入できたのも、こういった事情があったんだなと、改めて認識しました。前オーナーは購入したディーラー名義でした。まさにここで問題になっている自社登録の車両ですね。

僕個人としては、良い車を安く購入でき、良い買い物をしたと感じていましたが、こういった事情を改めて知り、苦労されているディーラー経営者の方がおられた事実を知ると、複雑な心境になりますね。

今はディーラーと話し合い、目標は合理的な台数とすることで、排除措置命令は出されない事になった様ですが、これがあるべき姿なんでしょうね。

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ディーラーへの押し売りはBMWだけではない

このディーラーへの押し込み販売はBMWだけで行われているわけではなく、どの自動車メーカーでも行われている事だと感じます。ただBMWがあまりにも厳しいノルマをディーラーに課した為、表面上に浮かんできた問題なのではないでしょうか。みんながやっているからいいと言う問題でもないですし、難しい問題ですね。

一部報道によると、適正な台数の1.5倍の台数がノルマとなっていたとの報道もありますし、そりゃ新車同然の中古車が試乗にあふれるはずですね。僕が車を探していた2017~2018年当時、かなりの台数の1~3シリーズの新車同然の中古車が中古車サイトに上がっていました。輸入車はこう言うものなのかなと勝手に思っていましたが、裏でこういった事情があったんですね。

ただ、間違ってはいけないのが、BMWと言う自動車メーカーの問題ではなく、あくまでもBMWの日本法人の販売方法の問題だと言う事です。

BMWの車自体は、乗り始めて4年目に突入していますが、非常に素晴らしい車だと感じています。今回の問題でBMWの車としてのイメージが損なわれなければいいんですが。。。。。

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最後に

今回の問題で、恐らく以前より、新車同然の中古車を安く購入できる機会は減ると思います。ですが長い目で見ると、適切な価格で購入し、BMWと言うブランドの車に乗った方が、気持ちよく乗れるかもしれませんね。

その為にも頑張って仕事してお金をためて、適切な価格でBMWを購入したいと思います。

コメント

  1. メカマニアのおっさん より:

    ponsuke様

    確かに割安感のある低走行中古車のBMWが沢山有りましたね、
    私の車もそんな中の一台でも有ります(笑)
    BMWのイメージダウンに成ったのは、例の煽り運転と続けてニュースに成った事が、
    大きい事も確かですね。
    BMWジャパンのオーダーミスで輸入された私の愛車は、
    某ディーラーに押し付けられ、代車として使用されてから、
    私の元に来ましたが、その時はまだイメージダウンに成る前でした、
    その後は一段と安く成って、もう少し待てば良かったかな?
    なんて不謹慎な事を考えていたことは、今考えると微妙です。

    • ponsuke より:

      メカマニアのおっさん様
      いつもありがとうございます。
      ありましたね、例のあおり運転。。。
      逆に考えると、今後、購入当時の様な割安感で
      購入できる機会は減るかも知れませんね。
      複雑な心境です。