デイライト点灯車に乗って分かる安全性と必要性

カーライフ

以前は、一部の輸入車のみだったデイライト点灯車ですが、最近では、国産車も含め多くの車種で標準搭載され始めました。まだまだ日本では、外観のアクセントとして、デイライトを点灯させている人が多いように感じますが、僕自身も最初は「かっこいいな」くらいの認識でした。

ですが、僕自身、実際デイライトを点灯させ2年程度走行したのですが、安全面で効果も実感し、結構必要な装備ではないかと思い始めました。

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カーブミラーのある交差点で効果絶大

デイライト点灯車に乗り始めて2年が経過しますが、様々な場面でその効果を実感しています。中でも、最も効果があると感じるのが、カーブミラーの設置してある様な見通しの悪い交差点で、優先道路を走行している際、停止線がある側で止まっている車両の、飛び出しで、ひやりとすることが劇的に少なくなりました。

と言うのも、通勤時、渋滞を避けるため、結構上記のような見通しの悪い交差点の多い道を走るのですが、以前は、停止線がある側の車が、直前で飛び出してきたりと言うことがあったのですが、これがほとんどなくなりました。そういった事象が減った事を、あまり気にしていなかったんですが、先日、自分が見通しの悪い交差点で、一旦停止線で停車し、カーブミラーを見ると、デイライトを点灯させた車がミラー越しにはっきり見えたんです。

意外と、カーブミラーに映る車って、周りの情報量も多くて、分かりにくい事が多いんですよね。そんな中でもはっきりとデイライト点灯車は見えるんです。

これ以来、見通しの悪い交差点で、飛び出してくる車が減った理由が分かりました。

日本では、こういった見通しの悪い交差点も多いですし、そういった場所での事故も多いと思います。すでにデイライトが義務化されているヨーロッパ諸国の様に、いつか義務化されればいいなと、個人的には思っています。

オートライトも2020年4月から義務化されましたし、次にライト関係で義務化が進むのはこのデイライトであればいいなと思います。

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デイライトのデメリット

安全面ではメリットが大きいのですが、全くデメリットがないわけではありません。最も大きなデメリットは夜間、アイドリングの際、ライトを消せない事。例えば、冬場や夏場、子供の塾の送り迎えの際、エンジンをかけっぱなしで、車内でエアコンをかけて待っているとしますよね。その際ライトをoffにしてもデイライトが点灯してしまいます。さらに、昼間に視認性を上げるため、このデイライト、夜間付けると、結構眩しいんですよね。

ライトを消して、闇夜に紛れてアイドリングと言うことは、不可能になります。

後は個人的なデメリットですが、まだまだデイライトを点灯させて走っている車は多くないので、良くも悪くも、目立つみたいです。知人に、この日どこどこ走っていたでしょう、と言われる頻度が増えました。

又、僕が地方在住なのもあるとは思いますが、地方の中でも田舎へ行くと、対向車の老齢の方が、ライトが付きっぱなしだぞ、とパッシングをしてくださいます。最初はこの先でネズミ捕りでもしているのかと思ったのですが、それもなく、恐らくデイライトを、ライトが点灯しっぱなしと勘違いして、パッシングしてくれたようです。

まだまだ、デイライトの認知度は低いのかもしれませんね。

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日本でデイライトが普及しない理由

先でも述べたように、ヨーロッパでは多くの国で、デイライトが義務化されています。それも10年近く前の、2011年から義務化が始まっています。ではなぜ日本はデイライトが中々普及しないのか?

一説には、すでに日本でも義務化されている、2輪車のデイライトが関係しているようです。この2輪車のデイライトの義務化は、目立ちにくい2輪車を目立たせるために始まったものですので、4輪車がデイライトを義務化すると、相対的に2輪車が目立たなくなり、危険な為、4輪車の義務化に踏み切れないと言う側面もあるようです。

この辺はバランスが難しいところだと思います。

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最後に

かっこ良さから、デイライト点灯車に乗り始める方もいるかもしれません。それが安全性につながるなら、かっこよさからデイライト点灯車に乗るのも有りだと思います。

僕自身、この2年間でデイライトの効果や安全性への貢献度も実感しました。狭い道や、見通しの悪い交差点も多い日本でもかなり、安全面で貢献できる装備だと思います。やはり車は安全性が大事だと個人的には思います。デイライトいいんではないでしょうか。

コメント

  1. メカマニアのおっさん より:

    初めまして、こんにちは。
    ディライトに関しては、日本の法規の問題があり、
    自分の意思でオフ出来ない、これが嫌で私は使用していません。
    車検時にディーラーでディライトをONにしますか?
    と聞かれましたが、断りました。
    確かに視認性は上がる場合も多いのですが、
    逆にバイク等の並走車両の視認性が下がる事、
    これが事故を誘発しかねないからと、
    LEDの光による、幻惑が少なからずあるからです。
    何事にも長所が有れば、短所も有るでしょうから、
    難しい問題ですね。

    • ponsuke より:

      メカマニアのおっさん様
      コメントありがとうございます。

      仰られているように、長所があれば、短所がある。
      これは避けて通れない事だと思います。

      自分の車は視認性が上がり、安全性は上がるが、
      バイク等の並行車両の視認性が相対的に下がってしまう。
      本当にバランスが難しい部分だと思います。

      又、おっしゃられているように、自分の意思でoff出来ないのは
      結構なデメリットだと思います。
      僕も夜間のアイドリングではデメリットを感じています。
      何が正解なのかはわかりませんが、自分の車の視認性だけを
      考えた際には効果があると感じています。

  2. しょうのちゃん より:

    夜間のアイドリングは場所次第だと思いますよー。パーキングとかスモールライトにしたら光量下がりませんか?。わたしのはそうですよー。リヤのライトもついて安全性と視認性の両立だと思います

    • ponsuke より:

      しょうのちゃん様
      いつもコメントありがとうございます。

      仰られている様に、当然スモールにすると光量は下がります。
      場所次第と言うのもおっしゃられている通りだと思います。

      どうしてもライトを消してアイドリングしたい時のデメリットがあると
      認識していただければと思います。

  3. 通りすがり より:

    この記事に書いてあるデメリットが、自分のことしか考えていなくて呆れる。光が苦手な人もいる。対向車からすればシンプルに眩しくて迷惑。想像力持ちましょう。

    • ponsuke より:

      通りすがり様
      コメントありがとうございます。
      もちろん対向車で眩しく感じる方もいますよね。感じ方は人それぞれかと思います。安全の為のデイライトなので、事故を減らす一因となればいいなと思います。