最近街中を走っていてもデイライトを点灯させて走っている車が増えてきています。これは2016年10月7日に保安基準が改正され、デイライトの基準が新たに設けられ、今までは、その他の灯火類として、300カンデラ以下となっていたものが、400カンデラ~1440カンデラに変更されたことによる影響だと思います。これは国際基準に合わせたもので、特に欧州の基準に合わせて設定したものだと思います。最新の欧州の基準は1200カンデラ以下となっているので、もしかすると、この先日本のデイライト基準も1200カンデラ以下に改正されるのではないかと個人的に思っています。
この改正を受け、2017年度以降の車はデイライトを標準装備したり、オプション設定している車がかなり増えてきました。中でもやはり輸入車のデイライトは特徴あるものが多く、又かっこいいデザインとなっているものが多くあります。個人的にかっこいいと思うデイライトを採用しているものを書いてみたいと思います。
ボルボのトールハンマー型ライト
最近のボルボ車は総じてかっこいいと個人的に思います。このボルボのトールハンマー型ライトもかっこいいですね。昼間走っていても一目でボルボの車だとわかります。
このトールハンマーと言う名前も何だかかっこいいですね、調べてみると、北欧神話に出てくる神である、トールの持つ武器の様です。
さすが北欧のスウェーデンの自動車メーカーであるボルボだけあって、うまくボルボのアイデンティティとして、北欧の神話に出てくるものをデザインに取り込んでいますね。
国産車のデイライトはただ直線にライトを点灯しているものが今は多いですが、ボルボはこの特徴的なデザインと神話をうまくつなげていると思います。何より単純にかっこいいと思います。
BMWのコロナリングライト
言わずと知れたBMWのコロナリングライト。通称イカリングや、エンジェルリングともいわれています。画像は僕の乗っているBMW1シリーズの物です。BMWでは2017年8月31日から全車に標準装備としてデイライトが付帯されるようになりました。最近BMWがデイライトを点灯させ走っている姿を多く見かけるようになったのも、標準装備として付帯されるようになったのが大きな要因です。
これも一目でBMWの車と分かるデザインになっています。しかも全車種で同様のデザインとなっているので、誰からもBMWの車と一目でわかります。
高速道路を走っていて、後ろからこのデイライトを点灯させて走ってくる車が見えると、個人的には、速そうな車が来たなと言う感じがしてしまいます。
最近ではリング形状以外のデイライトも多く見るようになってきました。デザインの変化も時代の流れによって変わっていくものですね。
ちなみにBMWは保安基準が改正されてから、2番目に全車デイライトを標準装備したメーカーになります。
アウディ
上で書いたボルボとBMWはメーカーとして全車種一貫したデザインのデイライトを装備していますが、ここからは車種ごとに違うデザインのメーカーとなります。画像はA7の物となります。ライトの下端にN合わせ、特徴的なラインで点灯しています。最近のアウディはデザインが若々しくてかっこいいものが多いですね。
画像がA4の物です。先ほどのA7とはかなり違った形状になっています。A3などはこれに似たデザインになっているので、上位の車はあえて違うデザインにしているのかもしれませんね。
ちなみにアウディは保安基準改正があってから、日本国内で、最初にデイライトを全車標準搭載としたメーカーになります。
メルセデスベンツ
メルセデスベンツも特徴的なデイライトを装備しています。画像は先代Eクラスの物です。最近も街中を走行中見かけたのですが、やっぱメルセデスのデイライトもかっこいいですね。クラスによってデザインが結構違いますが、個人的にはこのEクラスのデイライトが1番かっこいいと思っています。
最近のメルセデスベンツはどのクラスも同じデイライト形状になり、統一感が出ていますね。
すでにデイライトが義務化されている国も多い
日本ではまだデイライトはファッション的な要素が強いように感じますが、多くの国で安全性の面から搭載が義務化されています。まず最初に義務化されたのは上でも書いたボルボが有名なスウェーデン、さらにフィンランド、ノルウェーと続き、カナダ、アメリカ、さらに2011年にはEUでも義務化されました。
視認性を上げるためにはデイライトは多くの国で有効だと認められているんですね。日本では2輪車は義務化されていますが、いつの日か4輪車でも義務化される日が来るかもしれませんね。
最後に
やはり、輸入車のデイライトは特徴あるものが多く、かっこいいですね。しかも視認性が上がり、安全面でもついていた方がいいですね。安全面と、ファッション性の両方で有用なデイライト。これから先、街中を走っていて見かける頻度もどんどん増えていくんではないでしょうか。車選びの一つのポイントとしてデイライトに注目してみてはいかがでしょうか。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
コメント