先日、ニュース等でも報道されましたが、、公正取引委員会はBMWジャパンへ独占禁止法違反の疑いで立ち入り調査に入っているようです。これはBMWジャパンが各ディーラーに達成困難な新車販売台数のノルマを課し、達成できない場合、自社登録を強要した疑いがあるようです。
走行距離5000km以下の正規ディーラー中古車がかなりの台数ある
実際、中古車市場を見てみると、低走行の正規ディーラー系の中古車が、かなりあるのがわかります。数か月前までは、1シリーズの2017以降の5000km以下で絞ると、なんと300台以上の車がヒットしていました。今でこそ1シリーズはモデルチェンジが発表された為、同条件で、台数は200台弱に減っていますが、それでもかなり多い台数だと思います。
さらにLCIされたばかりの2シリーズに至っては、同条件で2019年10月現在でも300台近い車両がヒットします。しかもそのほとんどがディーラーの中古車となっています。
僕自身、このディーラーが販売ノルマ達成のために、自社登録し、中古車市場に出したであろう、車両を購入しました。
車検証を確認すると、全オーナーはディーラーの名前記載されていますし、登録日が2016年12月の末になっていました。完全に2016年の販売台数ノルマを達成するために登録された車だと思います。
買う側からすると、お買い得に購入できるディーラー中古車
この販売ノルマを達成するために登録されたであろう中古車は、状態の割に、買う側からすると、かなりお買い得に購入できます。僕自身、1年落ち、走行5000km程度、オプション多数付きの中古車を200万円台の前半で購入しました。新車の乗り出し価格が、値引きを入れても400万円を超える車だと考えると、かなりお買い得に購入できたと個人的には思っています。ディーラーからしても、早く売って現金化したいのでしょうから、WINWINと言えばそうかもしれませんね。
この車を買う前は、金銭的にルノーのルーテシアやプジョーの208を狙っていましたが、お買い得なディーラー中古車を見つけたことで、BMWオーナーになることが出来ました。
上でも書きましたが、中古車サイト等で1シリーズや、2シリーズの中古車を検索するとかなりの台数がヒットしますし、金額についても新車価格を考えると、かなりお買い得な車が多数あります。
今、1シリーズや2シリーズの高年式中古車を狙っているのであれば、買い時ではないかと思います。
もう1点ディーラー系の中古車は安く購入できる上に、保証も初回車検までついていますし、オイル等の消耗品も1年点検の際、無償で交換してもらえるので、維持費は燃料以外かからない点も、非常にコストパフォーマンスが良い車だと思います。
独占禁止法違反が確定すれば、お買い得な中古車が減ってしまう可能性も
そんなディーラーの中古車ですが、表題で書いたように、現段階では、自社登録を強要した、「独占禁止法違反の疑い」の段階なので、まだ確定ではありません。これが今後確定されると、恐らくですが、自社登録の台数も減り、お買い得な低走行、高年式の中古車の台数が減ってしまうのではないかと個人的には思っています。
ただ、この自社登録も、ディーラーからすると、経営の重荷になっている可能性もあるので、歓迎できるものではないのですが、純粋に購入する側からだけの意見としては、やはり少しでも安くいいものを買いたいと個人的には考えてしまいます。この買う側と販売側のお互いが本当のWINWINの状態になるような状況が望ましいんではないかと思ってしまいます。
今はまだ正規ディーラーの高年式、低走行の中古車もかなりの台数があり、自分の好みに合った車を見つけやすい状態なので、購入を検討されている方は、買い時なのかもしれません。僕自身は買いたいと思った時が買い時だと思っているので、常に買い時なんですけどね。
最後に
現在はあくまでも独占禁止法違反の疑いの段階なので、この先どうなるかはわかりませんが、恐らく、正規ディーラーの高年式、低走行の中古車は減る方向になるのではないかと、個人的には思っています。僕自身、次の車もBMWを買いたいと思っているので、この先どうなっていくのか、注目してみていきたいと思います。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
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