BMWから3代目となる1シリーズが発売されました。この3代目は1シリーズで初めてのFFモデルとなります。この1シリーズ2004年の発表以来、全世界で約250万台のセールスを記録し、日本国内でも10万台を超える車両が販売されています。
そんな1シリーズですが、新型のFF化により、Cクラスのコンパクトカーで唯一のFRモデルだったF20モデルの車両は中古車でしか購入が出来なくなってしまいました。
そんな最後のコンパクトFRである1シリーズを中古車で狙っている方も多くいると思います。個人的には主題にあるように、2018年式以降の車両を狙うのがいいのではないかと思っています。
理由については下で書いていきたいと思います。
2017年に2回目のLCIが実施され完成度が高い
2011年に2代目となるF20モデルの1シリーズが発表されてから、3代目へとモデルチェンジするまでに、この2代目の1シリーズは異例の2回のLCIを実施しています。
恐らく3代目のFF化に満足いく走行性能を得るのに、想像以上に時間がかかり、2代目のモデルサイクルが延びてしまい、競争力を持たせるために2度のLCIを実施したのではないかと個人的には思っているのですが、このおかげで最終モデルとなる2017年8月以降の車両については完成度がかなり高いものになっています。
輸入車はあえてモデル末期の車両を狙って買う人がいるくらい、モデルサイクルが進むにつれ成熟していきます。単純に故障が減ってくることにもつながっていきます。
又、細かいところでは、ドリンクホルダーにシャッターが付いていたり、ナビがタッチパネル化されていたりと結構な変更点があります。
僕が乗っているのは2015年LCIモデルですので、2017年LCIモデルにはかなり魅力的な変更点も多くあり、羨ましく感じる部分も正直かなりあります。これから購入される方には、やはり、2017LCIモデルがおススメです。
表題で2018年式以降を勧めると書いていますが、見分けがつくなら、2017年式でも2回目のLCIモデル後の物であれば同様に勧めます。
見分け方は内装を見れば1発で分かるので下の画像を参考にしてみて下さい。
2017LCIモデルの内装パネルの物であれば最終モデルの車両になります。
メーター部分も刷新され、内装面でもかなりいい感じに仕上がっています。
コンフォートパッケージ付を狙う理由
中古車市場の中で意外と装着率が低いのがコンフォートパッケージ付の車両になります。多くの車両に、パーキングサポートパッケージが付いているのですが、コンフォートパッケージについてはかなり装着率が低くなります。購入を検討されているのであれば、希望の色でコンフォートパッケージ付の車両を見つけた際は早めに動くことをお勧めします。
このコンフォートパッケージ付の車両何で狙うべきかと言うと、パッケージの内容がかなり充実しています。
車速感応式パワーステアリング、コンフォートアクセス(個人的にはこの装備が一番重要)、ライトパッケージ、2ゾーンエアコンディショナー(後席にもエアコンの吹き出し口が追加される)、ストレージパッケージ(12Vのシガーソケットや運転席後ろのポケット等)、さらに2017LCIモデルであれば、フロント2席にシートヒーターが付きます。
詳しくは下記を一読頂ければ、さらに詳細を書いています。
実用性抜群なこのコンフォートパッケージ付の車両はかなりお勧めです。
中でもコンフォートアクセスは、毎日触る部分なので、重要かと思っています。これがないとカギの開け閉めをする際、常にリモコンキーでボタンを押さないといけなくなります。軽自動車ですらスマートキーが当たり前の時代にこれがないと少しカギの開け閉め時、スマートではないと思います。せっかくいい車ですので、この辺もスマートにこなしたいものですね。
エディションシャドーやファッショニスタはさらにお勧め
当初限定車だったエディションシャドーやファッショニスタは2018年5月~標準モデルとしてラインナップされました。このモデルはさらに装備も充実し、最もお勧めできるグレードの車両になります。
何が充実されているかと言うと、標準装備として上で書いたコンフォートパッケージオプションが装着されています。さらにアダプティブクルーズコントロールも標準装備されています。さらにさらにパーキングアシストパッケージも標準で付いており、かなりお買い得感があります。
これにアップグレードパッケージなんか付いた車両を見つけた際は、値段にもよりますがかなり買いの車両だと思います。このアップグレードパッケージとは、ブルーステッチ付のブラックレザー、電動フロントシート、HiFiスピーカーシステム搭載となります。
1シリーズで電動シート付、かなり憧れます。
特にエディションシャドーは外観がブラック基調となり、かなり引き締まりかっこいいです。
ただし、Mスポーツモデルとなりますので、乗り心地はお世辞にもいいものではありません。乗り心地を重視するなら、ファッショニスタの方をお勧めします。
最後に
3代目1シリーズの発売によって既に型落ちとなってしまったF20モデルの1シリーズですが、クラス唯一のFRモデルであり、まだまだ魅力いっぱいの車です。
中古車で狙っている人も多くいると思いますが、上でも書いていますように、予算が許せば、2017LCIモデル以降のコンフォートパッケージ付の車両を強くお勧めします。
さらにエディションシャドーやファッショニスタモデルであれば、この装備も標準で付いていますので、この辺りを狙えば間違いないと思います。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
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