2シリーズアクティブツアラーはファミリーカーとしてかなり優秀

BMW

今回118dのリコール対応の代車として、1日、2シリーズアクティブツアラーを乗り倒したのですが、これ、4人家族で使用するには、広さ、走行性能、乗り心地、すべてがバランス良く、最高のファミリーカーではないかと思いました。

2020年現在、低走行の認定中古車の価格も、新車の価格を考えると、かなりお買い得感満載の価格で購入可能となっています。

スポンサーリンク

とにかく後席が広い

広い後席

上の写真は、身長170センチの僕が運転席でで座席を合わせた時の後席の状態です。普段僕が乗っている、1シリーズとの比較になるのですが、この車の後席は圧倒的に広いです。大人が乗って十分長距離の移動も可能な広さを持っています。今は子供も小さく、1シリーズの後席の広さでも特に不満はないですが、これから子供が大きくなり、小学生卒業くらいの時に買い替え候補に浮上しました。車自体の全高が高いこともあり、ヘッドクリアランスもかなりありますし、実際乗ってみて、圧迫感のようなものも、まったく感じません。

恐らくこの状態で身長180センチ程度の、長身の方が乗っても狭さは感じないと思います。

リクライニングも、ほぼ直角状態から3段階で調節可能となっていますが、恐らく最もリクライニングさせた状態から変更することはないと思います。

又、しっかりと後席にもエアコンの吹き出し口が有ります。

今回お借りした車のグレードがラグジュアリーだったこともあり、内装はすべて革張りとなっていて、高級感もかなりあります。革の色もベージュで明るく開放感があり、個人的には好きです。ただ、経年と共に汚れが目立ってくるのは、味が出てきたと感じられればいいのですが、きれいな状態を維持したい人には、考え物だと思います。

スポンサーリンク

トランクも実用十分な広さがある

トランク

トランク容量は通常状態で468リッター。1シリーズのトランク容量が360リッターなのを考えるとかなり広いです。

僕自身1シリーズの積載性で困った事はないので、さらに100リッターの容量がプラスされると考えると、実用上は必要十分な容量を兼ね備えていると思います。

恐らくこの100リッター分はトランクの床下収納分広くなっているんだと思います。

床下にも収納スペースがある

さらに、後部座席を倒すと最大で1510リッターと言う、広大な収納スペースが生まれます。その気になれば、車中泊も可能だと思います。

スポンサーリンク

優れた燃費性能

今回お借りしたのは218iなのでガソリンモデルとなります。燃費性能はJC08モードで16km/Lとなっています。実際お借りして、街中を中心に100km程度乗りましたが、燃費は12~13km/Lといったところでした。加減速の多い街中を中心に走ってこの燃費なので、恐らくですが、高速や郊外路を走れば、公称値以上の燃費で走ることも可能なのではないかと思います。

さらにディーゼルモデルであればJC08モードの燃費は22.2km/Lとなり、僕の愛車の118dと同じ燃費性能になります。

スポンサーリンク

外観もかなりかっこいい

218i Active Tourer Luxury 外観

完全に主観的な感想ですが、現在の2シリーズも結構かっこいいです。今まで、何だか、ずんぐりしたイメージを持っていましたが、LCIのおかげか、色が黒だからなのか、結構シャープな印象を持ちました。

さらに外観も内装に劣らず高級感があります。

今回お借りして、実際乗ったり、近くで眺めてみて、ずんぐりしたイメージはなくなりました。白だとまた違うのかも知れませんけどね。

スポンサーリンク

乗ってみて少し気になった点

いいことばかりではなく、実際気になる点も見えてきました。

エアコンを操作するとき、前かがみにならないと手が届かない

2シリーズのインパネ周り

走行中に操作することはあまりないので、あまり関係ないかもしれませんが、エアコンを操作するとき、体を前にかがめないと手が届きません。僕の手が短いのかもしれませんが、恐らくほとんどの人がそうだと思います。同様に走行モードの変更を行うときもシートから背中を離さなければ届きません。

1シリーズではそんな事がないので少し気になってしまいました。

エアコンの効きが悪い

借りた日の最高気温が、31度まで上がった日だったり、車体の色が黒、後席のスモークフィルムも無し、の条件だったので、そうだったのかもしれませんが、中々エアコンがききませんでした。20分ほど走行して、きき始めましたが、常に風量はMaxで、送風の音が車内に響き渡り、音楽を聴くどころではありませんでした。車内が広いせいかな?とも思いましたが、さらに広い、妻が乗っているオデッセイのエアコンは非常に良く効くので、エアコンの出力や、ガラスの種類(IRカット等)による違いかなと感じました。

アクティブツアラーでこれですから、グランツアラーではさらにききにくいかもしれません。

最近の日本の猛暑も異常なレベルになってきており、設計時の想定を超えているのかもしれません。そもそもドイツの緯度がかなり北よりなので、日本の様な猛暑は想定外なのかもしれません。

ただこれに関しては、シルフィードなどのガラスフィルムで対応可能かと思います。

走行性能は完全に1シリーズに軍配

これに関しては一番違いを感じました。交差点を曲がるだけでも違いを感じます。2シリーズは明らかにフロントが重い感じがしました。

実際、前後比も約58:42となっていて、結構フロントヘビーです。ただ、決して2シリーズも走りが悪いわけではありません。高次元でバランスはとれています。

1シリーズの運転がどれだけ楽しいものか、再確認できました。

意外だったのが、全高が高い分足回りを引き締めているのか、乗り心地に関しても1シリーズの方が優れているように感じました。あと、アイドリングストップからの復帰時の振動は1シリーズのディーゼルモデルよりも振動があるように感じてしまいました。

スポンサーリンク

最後に

今回2シリーズアクティブツアラーを、お借りしたことで、一躍、子供がもう少し大きくなった際の、買い替え候補のトップに躍り出ました。これはファミリーカーとしてかなり使い倒せると思います。

さらに、今乗っている1シリーズの良い部分にも、再度気付く事が出来ました。

たまには、違う車を運転してみるのもいいものですね。

今後も楽しいカーライフを送りたいと思います。

最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

コメント