BMW_X1のタイヤをスタッドレスタイヤに交換で脱ランフラット!タイヤ交換方法と必要品

BMW

X1に乗り換え、初めての冬がやってきました。購入したX1はXDriveなので、折角なら、スタッドレスタイヤを購入し、雪道でも走れる体制を整えようと考え、スタッドレスタイヤへの交換を実施しました。

タイヤの交換作業は当初、タイヤ館などの店舗にお願いしようかと考えていましたが、もう1台所有しているオデッセイは自分でスタッドレスに交換している事から、X1も自宅で、自分でタイヤを交換してみる事にしました。事前に調べて分かってはいましたが、ジャッキポイントの形状や、タイヤの取り付けがボルト等、国産車とは大きく違う為、準備する物も、国産車とは違ってきます。

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BMWのタイヤ交換に必要な工具類

タイヤ交換に必要な工具類

BMWのタイヤ交換に必要な工具ですが、まずは当然ながら、ジャッキが必要です。ただ、BMWの車はランフラットタイヤの為、国産車の様に、車載のジャッキがあるわけではないので、自前で準備が必要です。僕は、もう1台所有しているオデッセイの車載ジャッキを使用しました。

ただ、BMWはジャッキポイントが樹脂製で、しかもこの樹脂製のジャッキポイントに適合するサイズのアタッチメントが必要になります。

BMWのジャッキポイント

BMWのジャッキポイントは画像の様に、樹脂製で、この樹脂部品の内側にアタッチメントを当て、リフトアップする必要が有ります。ネットでも、専用のアタッチメントが販売されています。

僕は、今回、木材で自作してみましたが、木材は割れたり、裂けたりする心配があるので、お勧めはしませんし、僕自身、今回少しドキドキしながらリフトアップしましたので、次回からは専用のアダプタを購入するつもりです。

今回自作した木製のジャッキアタッチメント。材質はハードウッドのサイプレス。よく見ると重量で樹脂部品からBMWのロゴマークが転写されている

又、ホイルの取り付けボルトは六角対辺17mmの物でした。国産車の多くは対辺19mmの物が多いので、(オデッセイも大変19で、僕自身19のボックスレンチしか所有していませんでした。)今回、ホームセンターで大変17mmの物を新調し使用しました。

さらに出来れば、締め付けトルクを管理する、トルクレンチがあるべきだと思います。ちなみに締め付けトルクは120Nmとディーラーから伺いました。国産車に比べ、締め付けトルクは少し高めな印象です。

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タイヤの取り付けはナットではなくボルト

ホイールの取り付けボルト

この辺も国産車と大きく違う部分だと思います。多くの国産車はハブボルトへナットを取り付け、タイヤを装着していますが、欧州車のほとんどはボルトでタイヤを取り付けています。この辺も最高速度域の違いによるものでしょうね。

この為、交換の際、センターのインローにホイルを取り付け、足で支えながらボルトを締め付ける必要が有り、交換には慣れが必要だと感じました。ただ慣れてしまえば、全く問題ないと思います。

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センターキャップをBMW純正の物へ交換するだけで醸し出せる純正感

ケレナーズのホイルならセンターキャップ、ボルトとも、純正の物を使用可能

今回、フジコーポレーションで販売されている、ケレナーズのタイヤホイルセットを購入したのですが、このケレナーズのホイルは、純正のボルトと、センターキャップが使用可能です。特にセンターキャップがそのまま純正の物を使用できるので、まるで純正ホイルのように見えます。

流用した純正のセンターホイルキャップ
センターキャップを外した純正タイヤ

新たに、ボルトもセンターキャップも購入することなく交換でき、とても経済的だと思います。

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気になっていた空気圧警告も出なかった

BMWの車のタイヤ交換をセルフでする際気になっていたのが、タイヤの空気圧警告が出る事です。今回交換したタイヤが、純正タイヤもスタッドレスタイヤの同じメーカーのブリジストン製で、サイズも同じタイヤだった事もあるかとは思いますが、警告は出ませんでした。

もしかするとインチダウンし、17インチに交換していたら出ていたかもしれません。

ただ、この空気圧警告も、簡単にリセット出来るので、あまり気にすることもないのかもしれません。

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ブリジストンのスタッドレスタイヤで脱ランフラット化した感想

BMWに乗り始めて5年。今回スタッドレスへの交換で初めて脱ランフラット化しました。脱ランフラットによって、サイドウォールが弱くなり、ましてやスタッドレスに替えているので、かなりグニャグニャした乗り心地に変わるのかと思っていたのですが、これは杞憂に終わりました。

今回VRX3に交換したのですが、これ、静寂性、ドライ路面での走行安定性、どれをとっても素晴らしいものだと感じました。

もちろん高速道路走行時のレーンチェンジの際など、グニャっとよれる感じはあるのですが、一般道路で普通に走行している限りは、静かな柔らかいタイヤと言った印象で、とてもいいタイヤと言った印象です。

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最後に

今回、ネットでタイヤホイルセットを購入し、自分でタイヤ交換をしてみました。色々と準備するものも国産車と異なりましたが、何とか交換出来ました。

タイヤを交換することで、空気圧センサーのリセットが必要になるかもと考えていましたが、同じブリジストンのタイヤで同サイズだった事もあるかも知れませんが、センサーの異常が出る事もなく、何の問題なく完了することが出来ました。

近いうちに雪上を走行してみたいと思います。

コメント

  1. C より:

    ponsuke様、あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。

    ドイツ車は日本の道路では足回りが硬すぎるのとランフラットタイヤの影響で乗り心地が悪いと言われます。
    私も夏タイヤも脱ランフラットしましたが、フニャフニャ感は一切無くロードノイズも少なく乗り心地が向上しました。スタッドレスでも同様です。

    私は北海道なので毎日凍結路面を走行していますが、高速道路でも夏道のように安定した走りはさすがBMWです。止まるのも問題なく、後続車に追突されそうなくらいしっかり止まります。(先日、赤信号で止まったら後ろのレクサスGSに突っ込まれそうになりました)
    安定した走りとはいえ、無理しないよう安全運転に努めます!

    • ponsuke より:

      C様
      開けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。
      北海道での凍結路面での走行、経験値豊富ですね。僕は年数日の雪道しか経験ないので、雪道の走り方など、色々教えてほしいです。最近のラジアルタイヤやスタッドレスタイヤは、以前のものに比べると格段に進歩していると感じます。同様に、輸入車は壊れやすい等の、昔のイメージを引きずっているだけで、現代の輸入車と、一昔の輸入車ではかなり違いが有ると思います。今後も現代の正しい情報を発信していきたいと考えています。お互い安全運転で運転を楽しみましょう!