最近のBMWの車を見ていると、グリルの大型化が顕著になってきています。7シリーズのグリルの大型化をはじめ、3シリーズや新型1シリーズにおいても、グルルの大型化が進んでいます。実際最近の市場は大きなグリルの迫力ある車を求める傾向があるので、その流れに乗っているのかも知れません。
僕個人的には今までの、少し控えめなキドニーグリルがスマートで好きなんですがね。
フランクフルトモーターショーで発表されたコンセプト4のグリルがすごい
このコンセプト4、次期4シリーズクーペのコンセプトモデルだと思います。最近のBMWの発表のパターンから考えると、コンセプトの名がついているので、恐らく、市販の4シリーズクーペに近いものだと考えられます。市販の車とは程遠いものは「ビジョン」の名前で発表されているので、恐らく市販モデルに近いものだと思います。
画像を見てもインパクトがすごいですね。デザイナーの方もインタビューで、「これが、キドニーグリルの新しいデザインです」との意見を述べています。また、これは新しい車であり、新しいキドニーグリルのデザイン言語であり、慣れるまで時間がかかることはわかっているとの発言をされています。
この話を聞いて、現行のトヨタ、アルファードが発表された時のデザイナーの、デザインは年月が経った後に正当な評価がなされる的な発言をされていたことを思い出しました。
確かにアルファード発表当初はこれを市販するの?と言う印象を持ちましたが、2019年現在、街中でも頻繁に見かけるようになり、美しいかは別として、見慣れてしまい発表当初の違和感と言うか、インパクトは今はありません。
BMWのコンセプト4も今はいろいろ賛否がありますが、これも年月が経過し、見慣れた頃に正当な世の中の評価を得る事が出来るのではないかと思っています。
BMWのデザインアイコンであるキドニーグリルも、時代にあわせて変化しているのを感じられますね。
エントリーモデルの1シリーズのグリルも巨大化
BMWのエントリーモデルとなる1シリーズ。結構女性のオーナーも多く、このグリルの巨大化にはいろいろな意見があると思います。
見て頂ければ分かる様にこの新型1シリーズにおいても、フロンんとグリルの大型化は進んでいます。確かに車の迫力はあがるのですが、この1シリーズのキャラクターに合うかは、正直疑問に思う部分も個人的にはあります。
まーデザインは、正直、デザイナーの方や評論家の方の評価と、一般人である消費者とで同じ意見とは限りませんし、個人個人で感じ方や評価の感覚も違うので、各個人の感じたことが正解だと思っています。
過去にも縦長の大型キドニーグリルが採用されている
今見ても、個人的には最高にかっこいいデザインだと思います。こんな車が街中を走っていたら3度見くらいしてしまいそうです。BMWの大型グリル化について様々な意見があると思いますが、実はBMWの歴史の中でも縦長のキドニーグリルは既知の物なのです。
当時は技術面で縦長の大型グリルが必要だったのかもしれませんが、デザイン的にも非常に魅力あるものだと思います。
新しいものには賛否両論あって当たり前だと思いますが、この当時の車を今見てもかっこいいと感じるように、コンセプト4の様な大型グリルのBMWも数年後には素晴らしいデザインだった、と言われるかも知れませんね。
最後に
今回フランクフルトモーターショーで発表されたコンセプト4は非常に大型なキドニーグリルが装備されていました。デザイナーのステファン・ヴァンスにインタビューした記事を見ましたが、「これがキドニーグリルの新しいデザインです」との回答をしています。
なかなか受け入れられない人や、かっこいいと感じる人、感じ方は様々だと思います。グレードによってはブランドインパクトを与えるためにも、大型化は時代の流れ的にも個人的には間違いではないと思います。数年後このグリルの大型化の評価が消費者の販売台数から分かると思います。
新しいBMWのデザインを今後も楽しみにしていきたいと思います。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
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