マフラーの汚れから見る、BMWディーゼルモデルの排気のクリーン度

BMW

VWのディーゼルゲート事件から、世間のディーゼルエンジンに対する風当たりが強くなり、ヨーロッパでのディーゼルモデルの販売比率もかなり落ちたようです。ですが、個人的にはまだまだCO2排出量で見るとディーゼルエンジンは可能性を秘めていると思っていますし、何より乗っていて圧倒的なトルク感が病みつきになります。

僕自身、すでにBMWのディーゼル車に乗り始めて3年が経過しましたが、正直、次もディーゼル車を購入したいと思っています。気になるのは、そのクリーンディーゼル車の排気の綺麗さ。決して目に見えるレベルの物ではないので、本当の所は分かりませんが、マフラー周りを見るに、決して昔の環境に悪いイメージの物ではない事が分かります。

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4年4万km走行した118dのマフラーの汚れ具合

f20 1シリーズのマフラーの汚れ具合

僕の所有しているBMWのディーゼルモデルである、118dは2016年式の物になります。この車の排気浄化装置はDPFのみでアドブルー等は使用されていません。維持する立場から見ると、アドブルーも不要で、非常に経済的でいい車だと思っています。

又、よくマツダ車のディーゼルモデルで聞かれる、独特の排気の臭いもしません。VWのディーゼルゲート事件の少し後、BMWのディーゼルモデルも排ガス不正が疑われた時期もありました。ですがこれはあくまでもテスト条件での話で、ディーゼルモデルが苦手とする、渋滞路などでの低負荷条件であれば、当然の様に規定値を超えるNOxが排出されているんだろうなと、個人的には思っています。その証拠と言うわけではないですが、僕自身、単距離走行も多く、毎日10km強の通勤に車を使用しているうちの、2km程度の区間は行きも、帰りも渋滞路があるので、マフラーも黒く汚れ始めています。

流石に排気がDPFだけでは浄化できていないんではないかと思っている部分でもあります。

改めて画像で見ると結構黒く煤らしきものが付着しているのが良く分かりますね。

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最新の3シリーズのマフラーは1.3万km走行してもピカピカ

先日代車でお借りした3シリーズは1.3万km走っていたにも関わらず、マフラーはピカピカ

先日1年点検の際、お借りした3シリーズ320dのマフラーですが、新車かと思うほど、マフラーは綺麗です。ちなみに走行距離は1.3万kmを超えている車両ですが、画像の様に、かなり綺麗なマフラーの状態です。上で出した僕の1シリーズのマフラーとは比べ物にならないくらい綺麗です。

僕の乗っている1シリーズの走行距離は4万kmで、代車でお借りした3シリーズは1.3万kmと走行距離も違いますが、f20の1シリーズを購入当時から、マフラーは、この3シリーズほどピカピカではなかったように思います。

やはりGモデルから、BMWのディーゼルモデルもアドブルーを使用した排気の浄化を行っているのが一因ではないかと勝手に思っています。

G20ではアドブルーの補充が必要

同様にVWのディーゼルモデルでもアドブルーの採用が進んでいることから見ても、やはり、今の時代の、ディーゼルモデルの排気浄化装置にはアドブルーが不可欠な存在になっているのかもしれませんね。

自分たちの子供が大きくなった頃の、次世代の環境の事を考えると、多少費用はかかっても、必要な技術の様に感じます。

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最後に

今、自動車業界はEVや電動化への舵を切り始めています。この状況の中でディーゼルモデルの存続がいつまで続くのか分かりませんが、排気の浄化や、燃焼効率の向上でどうにか継続して存続してほしいモデルだと個人的には考えています。

ただ、やはり環境負荷の低減が今の時代、最も重要視される部分なので、この辺も多くの方が納得いく形で存続してほしい内燃機関だと思っています。

マフラーの汚れだけで見ていますが、確実に排気装置の浄化も進んでいるんだなと感じた出来事でした。

コメント

  1. たまちゃん より:

    X2納車しました。これ、アドブルーありました。カタログに書いてなくて不親切。
    アドブルーはクリーンディーゼルなら共通のようです。1000キロで1リットル商品のようですが、肝心のタンク容量がわからないのは困りものです。DIY阻止でしょうか。

    • ponsuke より:

      たまちゃん 様
      ご納車おめでとうございます。
      やはり最近のディーゼルモデルはアドブルーが必要なんですね。
      1000kmで1ℓって結構消費するもんなんですね。
      参考になります。
      今後も色々教えてください。

  2. メカマニアのおっさん より:

    ponsuke様

    アドブルーには使用期限があるらしく、車には常備する訳にもいかないみたいなので、
    定期的に補給する分を購入するのが正解みたいです。
    後、一部の車はアドブルーが無くなるとエンジンが始動しない様なシステムだから、
    警告が点いてからは、早めに補給しないと面倒なようです。

    どんどん複雑でメンテナンスの必要なエンジンにディーゼルエンジンは成ってきましたが、
    やはり低速でのトルク感と長距離をストレス無く走る事の出来るディーゼルエンジンが私も好きです。

    エアークリーナーが汚れてくるとパワーだけでなく、煤も発生しやすくなります、
    40000kmだと既に交換しているかも知れませんが、
    定期的にエアークリーナーも清掃や交換してあげて下さい。

    • ponsuke より:

      メカマニアのおっさん様
      いつもありがとうございます。
      アドブルーって使用期限があるんですね!
      正直知りませんでした。
      いろいろなメディアでディーゼルエンジンの今後
      について書かれている記事を目にしますが、個人的には、ディーゼル
      好きです。
      エアクリーナーについて直近の4年目の1年点検では、良好ですとの表記でした。
      とはいえ、1度自分の目で確認してみようと思います。
      的確なアドバイスありがとうございます。
      今後ともいろいろ教えて下さい!