4月1日時点の車の所有者に課される自動車税。この自動車税ですが、新車登録から一定年数が経過すると、環境負荷の高い車として、税金の金額がアップしてしまいます。
この一定期間はガソリン車か、ディーゼル車かによって異なるようです。
ディーゼルエンジン車は登録から11年で重課税対象となる
個人的な認識ですが、今までどの車でも13年け経過した古い車が重課税の対象になるんだと思っていましたが、少し違って、ガソリン車が13年経過で重課税となるのに対し、ディーゼル車は11年で重課税の対象になるんですね。しかも平成27年4月以降重課税率は今までの10%から15%にアップしたんですね。
個人的に車に関する事にはアンテナを張って色んな情報を得ているつもりでしたが、知らない間にこんな事になっていたんですね。
クリーンディーゼル車が出始めたのは、マツダ車であれば2012年から、BMWに関しても同じような時期に日本へ導入されています。ですのであと数年すると、クリーンディーゼルとはいえ、この初期に導入されたディーゼル車から乗用車であれば約15%自動車税が増額されます。
例えば僕の乗っている118dであれば、現状、39500円の自動車税が、11年経過後には、45400円(100円以下は切り捨て)になってしまう様です。年額とはいえ、6000円の違いは結構大きいですね。
しかも、古いものを大事に乗っているのに、税金が増額されるのは、少し納得できない部分もあります。まー環境面だけではなく、早く新しい車を買って、経済に貢献しろ、的な感じもあるんだとは思いますが、どっちにしろ、サラリーマンにはこの増額は痛い出費になりますね。
海外での古い車の扱いはどうなっているのか?
日本では古い車は悪者とばかりに、重課税の対象になっていますが、海外ではどうなっているのでしょうか。
自動車先進国と言える、ドイツでは、ヒストリカルナンバー制度を導入しています。これは登録から30年が経過した車を対象としたもので、ナンバーの末尾にHが付き、通称Hナンバーと呼ばれるものになります。内容としては、外観がノーマルである事や、年間走行距離などに制限が有りますが、条件を満たせば、自動車税が排気量に関係なく、約192ユーロ(約22500円)となります。
ただ、車の排気量によっては、BMWのイセッタなど、Hナンバー登録しない方がお得な場合も有ったりと、万能な制度ではない様で、旧車でHナンバーえお取得している率は、車種によって大きく差があるようです。
どちらにしても、上記の様に自動車先進国であるドイツでは、旧車も歴史遺産として、しっかり保護されています。
ただ、経済や、環境の事を考えると、日本の重課税の税制も、間違っているとは言いにくいですし、特色としてとらえるのもありかなと感じています。
ガソリン車とディーゼル車の重課税までの期間の違いの理由
これは正直分からないんですが、やはり環境に対する負荷の影響度のイメージから来るもの何ではないかと、個人的には思っています。ディーゼルは11年で重課税となっていますが、これでも、平成27年にそれまで10年で重課税となっていたものが11年に伸びた背景もあります。
いくらクリーンディーゼルが浸透してきたとはいえ、石原都知事時代の、ディーゼルは環境に対して悪者、と言う概念は、まだまだ消えてないのかなと感じてしまいます。
とはいえ、BMW118dを購入する際、ディーラーの方に、1度ディーゼル車に乗ると、あのトルク感と、経済性の良さから、ガソリン車には戻れなくなりますよと言われたのですが、まさにその通りだと思います。現状、次の車もディーゼル車以外は考えていません。
この先ディーゼルエンジンがどこへ向かっていくのか興味があります。
最後に
個人的に今乗っているBMW118dを長く乗りたいと考えていたので、重課税についても知っておきたいなと思い調べてみました。これから中古でディーゼル車を購入する方は、新車登録から11年経過したら、自動車税が上がってしまう事を頭に入れたうえで、車選びをしてみてはいかがでしょうか。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
コメント
NOTE e-powerもディーゼルに加速感は似てますね。と、いいますか
ディーゼルより始動からくんっと加速していきますからリニアな
感じがします。エンジン音が加速とシンクロしていないのが残念
ですし、結構好きなブルブル感が全いのも残念ですけど。
事故で修復不可か、とんでもない故障が起こらない限り乗り続けたい
と思っています。
しようのちゃん様
コメントいつもありがとうございます。
NOTE e-power運転したことがないので、貴重なコメントありがとうございます。
この先いつか、エンジン車に乗れなくなる時代も来るかもしれませんし、
今のうちに、しっかり楽しんでおきたいものですね。
そういえば以前、知り合いが、e-powerの見積もり出してもらったら、300万円近くなって
驚いたと言ってもいました。