2022年式のX1を新車で購入から早3年半。走行距離も4.3万kmを超え、新車装着のブリジストントランザT001の残り溝も3年目の初回車検時で残り溝3mmを切っていました。そろそろタイヤ交換が必要ですとディーラーでのタイヤ交換を勧められ、見積もりを頂いたのですが、ピレリのランフラットの提案頂き、20万円越えで閉口。その足でABへ。
今回のタイヤ交換では以前から興味のあったミシュランのプライマシーシリーズに変えてみたいなと考えていたので、ほぼ指名買いで交換に至りました。
225/50/R18のミシュランプライマシー5の金額

近所のABで見積もりを取った金額が上記金額です。黄色い帽子へも行って口頭で金額を聞くと約18万円との事でABで交換を実施しました。ABで交換した際、空気圧センサが付いていた場合エアバルブの交換は不可との事で、見積もり金額には入っていませんでしたが、センサは付いていなかったとの事で、バルブも交換して頂きました。空気圧センサが入っている車はバルブの交換が難しい様ですが、X1は確か回転差を見てパンク状況を見ているので、バルブの交換も問題なく可能だと思います。
ミシュランのタイヤを店頭で見る機会が少ないので疑問に思っていたのですが、販売店からメーカーへの返品が出来ない様で、その為店頭にあまりミシュランのタイヤを見ることがないとの事でした。この為か値引きもかなり渋い印象でした。
ネットで購入すればもっと安く購入可能なのですが、今回は店舗の安心感を取ってしまいました。
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X1のタイヤをプライマシー5に交換後の感想

タイヤ交換後、最初に感じたのはハンドルの軽さでした。明らかに新車装着していたトランザよりハンドルが軽くなりました。ランフラットからラジアルタイヤへの交換だったので、サイドウォールの弱さを懸念していたのですが、これは杞憂に終わりました。
恐らくですが、このプライマシー5はエクストラロード(XL)規格のタイヤの為、高い空気圧にも適応できる構造になっている事も有、サイドのグニャグニャ感がないのかもしれません。実際タイヤ交換時の空気圧を聞くと、前後共に2.8に設定しているとの事でした。車重を考えるとそこまで空気圧を上げる必要があるのかと思ったのですが、XL規格のタイヤはこんなものなのかもしれませんね。空気圧が高い事もあるせいか、タイヤが良く転がる感覚が有ります。感覚だけでなく、通勤時の燃費も10%程度向上しています。ラベリングも転がり抵抗AAとなっており、純正装着のトランザの転がり抵抗Aに対し向上しているのでこの辺の影響かもしれません。
ロードノイズについてですが、交換直後、確かに静かにはなったんですが、劇的に変わったとは感じられず
、こんなものかと感じたのですが、タイヤ交換後100km程度走行したあたりから、徐々にロードノイズが小さくなっていることに気付きました。
やはり一皮むいたことで、本来持っている能力が発揮されているのではないかと思います。いつも通勤で使用する道路で道が荒れていて、ゴーっと大きな音がしていた区間があるのですが、そこを通った際も、明らかに静かになっていることを感じました。

タイヤの表面を触ってもかなり柔らかく、静かさに納得させられます。
この柔らかさも有る為か、今まで路面の凹凸をコツコツと拾っていた乗り心地も、かなり当たりが柔らかくなり、疲れにくくなったように感じます。
乗り心地とは関係ないのですが、サイドの見た目も良い感じで、特にミシュランの表記がある部分はベルベットやスェードを思わせる手触りで、とても高級感があります。

ぜひ1度触れて頂きたいのですが、これがゴム製品の表面処理か?と思うほど、手触りが良く、タイヤを触っていることを忘れさせてくれます。
小さなミシュランマークが至る所に有ったり、溝の底がギザギザになっていたり、サイドの触り心地が良かったりと、金型にかなりコストをかけているのが容易に想像できる作りとなっています。
最後に
今回、プライマシー5にタイヤを交換しましたが、個人的にはこのタイヤを選んで大正解だと感じています。静寂性も高く、乗り心地もよくなり、燃費も向上といい事だらけです。
価格は決して安くはないですが、唯一地面とつながっている部品なので、妥協せず、いいものを選びたいと考えています。
このプライマシー5はウェットグリップもラベリングはAと優秀ですし、摩耗時のウェット性能も新品時とあまり変わらない事も売りにしています。今後、耐摩耗性や、摩耗した際のウェットグリップ性など気にしながら距離を伸ばしていきたいと思います。
ミシュランプライマシー5をX1に選んで正解だと思います。
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