コロナウィルスの影響により、最近は家から出る事も少なくなり、さらに僕自身、週の半分は現在自宅でのテレワークとなった為、通勤の必要もなくなり、走行距離がめっきり少なくなりました。しかも車での移動もほぼ通勤の片道約10kmが1日の最大の走行距離になっています。休日も近くのスーパーへ買い物に行く2~3km程度の走行がほとんどで、ここ2ヶ月は高速道路も走行していないですし、ディーゼル車にとっては過酷な走行条件となっています。
最近トルク感がないと言えばいいのか、加速感が悪く感じる
こればっかりは感覚の話になるので、表現がしにくいんですが、最近、通勤時に、加速しようとした際、今までのアクセルの踏み込み量に対して、加速が悪くなった様に感じる事が時々ありました。DPF再生中なのかな?とも思ったのですが、しっかりアイドリングストップもしますし、気のせいかな?程度に思っていました。
ですが、やはり、思いっきりアクセルを踏み込んだ際の加速も、シートに押し付けられるような感覚も薄く、今までに比べ、鈍い感じがしました。
今までは月の走行距離は1000km~1500km程度で、高速道路も、月2回以上は走行していたのですが、ここ2ヶ月は月に400~500km程度と半分以下の走行距離となっていました。しかも先に述べたように高速道路に乗ることもありませんでしたし、1回の走行距離も通勤の10km程度が最高距離の生活となっていました。
久しぶりに釣りに出かけ、少し長い距離を走行すると走りも元に戻った
私の住んでいる地域ではすでに緊急事態宣言も解除され2週間がたちました。そろそろ屋外なら出かけてもいいのではないかと思い、子供を連れて、片道約50Km離れた海へ釣りに出かけました。なるべく人のいない浜を選んで、釣りに行ったのですが、釣れたのは画像の様にかわいいコチが3匹。さみしい釣果ですが子供が楽しんでくれたのでよしとします。往復約100km走行し、久しぶりの長距離?中距離?走行となりました。
この行き帰りの走行中はあまり感じなかったのですが、翌日の月曜日に通勤をする際、明らかに、ここ最近と走りが違いました。以前の様にトルク感も大いに感じますし、スッと加速していく感じがありました。
実際、燃費もここ最近は約15km/ℓ前後だったのですが、仕事が終わって帰宅時の燃費は18km/ℓに迫るものでした。特に今までと道路状況も違いはありません。
たまたまかなとも思ったのですが、翌日も同様の燃費でした。ちなみに通勤路は4:2:4で郊外路:渋滞路:幹線道路の割合となっています。少し長い距離を走行した後は、明らかに燃費が良くなったことになります。加速感も、アクセルを踏み込んだ際、グッとシートに押し付けられるようなトルク感も戻っていますし、やはり、ディーゼル車は、長い間、長距離走行をしないと、調子を落としてしまうのかも知れませんね。
最後に
やはりディーゼル車は日常的に走行距離が多い人が、車が健康な状態で維持するのは向いているのではないかと思います。
もしディーゼル車に乗られていたり、今後ディーゼル車を今後検討しているのであれば、やはり多くのサイト等で、走行距離が多い人がディーゼル車に向いていると思います。よく月に1回は高速道路で長距離を走らせましょう的な記事を目にすることも有りますが、あながち間違いではないと言うか、その通りだと思います。
正直、走行距離の少ない方は、ガソリン車を選び、走行距離が多い人がディーゼル車を選ぶのが、合理的ではないかと思います。
コメント
いつも興味深い記事ありがとうございます。
BMWの調子が最近良くなった件について、別の角度からの考察(あくまで個人的な予想レベル)をコメントさせてください。
最近(と言っても少し前のGWぐらいから)、私の118Dも調子が良く、燃費も良くなった感じです。
ただ、私のBMWはコンスタントに月に1500~2000kmぐらい走行しています。
月に300km弱の走行を4~6回程度行います。
https://jafmate.jp/blog/car/191111-10.html
この状況から最近調子が良くなった原因として考えているのが冬用の2号軽油から夏用の1号軽油への切り替わりです。
次のページの情報からすると山陽地方は3月頃には1号に切り替わるのですが、
今年はコロナの影響で3月頃からいろいろな事がストップしたので、軽油もあまり売れず、冬用の2号軽油が4月末頃まで残っていて、
それがGW付近から切り替わって、1号軽油を入れだしてから調子が良くなったのでは?
と考えています。
ネットの記事でも1号軽油の方が2号軽油の方が、調子や燃費が良いとの記事は
正直殆どないのですが、
先のページで、セタン指数(価、ガソリンのオクタン価みたいなもの)が
2号軽油 45以上 → 1号軽油 50以上 となるので、
1号軽油の方が、調子や燃費が良くなるのではと考えてみましたが、いかがでしょうか?
ただ、単純に気温が上がってきたので、エンジンの調子が良くなった。
また、体の固さも取れて、気分的な感覚から調子が良くなったと感じる。
細かなアクセル操作が出来るようになって燃費がよくなった。
とも考えられますので、あくまで予測レベルの考察、として捉えてください。
では、引き続き118Dに関する記事、楽しみにしています。
すいません、先ほどのコメント、参考のページのURLが変なところに入ってしまったまま、書き込んでしまった模様です。
想定していた場所は
「次のページの情報からすると山陽地方は3月頃には1号に切り替わるのですが、」
の次の行になります。
訂正して見てください。
118D Sport乗り様
いつもありがとうございます。
いや、軽油の号数による走りの違い盲点でした。
以前、軽油は号数によって冬場凍る可能性があると言う記事を
書いたのですが、確かに、軽油の成分も違うでしょうし、
走りに影響が出る事はあると思います。
今度、給油の際、スタンドの責任者っぽい人に聞いてみようと思います。
貴殿が引き合いに出されているように、セタン価の違いによる走りの違いも
あるのではないかと思います。
こういった数値を用いた考察は個人的に大好きです。
時々ネットで見る、モービルの軽油がいいとか、シェルの軽油がいい気がするとか
感覚的な話より、説得力があると思います。
118D Sport乗り様からのコメントは非常に興味深いものばかりで
面白いです。今後ともよろしくお願いします。