ジュニアシートは不要、子育て世帯に1個あると便利なスマートキッズベルト

カー用品

小さな子供を車に乗せる際、今の法律では、チャイルドシートや、ジュニアシートが必須になります。もちろん万が一の時に子供を守るには必要な装着義務だと思います。

ですが、出先でのタクシー利用時や、バスなどの公共交通機関を使用する際は、さすがにジュニアシート等を持ち歩くわけにもいきませんし、法律的には、装着が免除されています。

安全性を一番に考えた際、免除されているとは言え、何かしらの対策が取れないものかと考えていました。そんな中、このスマートキッズベルトの存在を知りました。

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スマートキッズベルトとは

下記は、メテオAPAC株式会社、公式HPからの引用になります。

スマートキッズベルトは、ポーランドで開発され、EUやUS基準の厳しいクラッシュテストを経て安全認証を取得し、国内でもEマーク適合と認められた、世界で唯一の携帯型子供用シートベルトです。

革新的な形状で携行性に優れ、旅先のレンタカーやタクシーの車内など、利用場所を選びません。

製品の重さはわずかに120g。一般的なチャイルドシートと異なり幅も取らないため、後部座席に3人のお子様を乗せて使用できます。

引用元: https://www.meteorapac.jp/carcare/smartkidsbelt/

又、下の様にも示されています。

スマートキッズベルトは警察庁交通局より、道路交通法の定める「幼児用補助装置」への適合製品として、日本国内での使用を許可されております。(警察庁情報公開室の許可を受けて掲載しております)

引用元: https://www.meteorapac.jp/carcare/smartkidsbelt/

簡単に説明すると、3歳以上の子供を車に乗せる際、ジュニアシートの代わりにこのスマートキッズベルトで代用出来ますよと言うことになります。

法律的にも認められた、幼児用の補助装置になります。

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実際に購入して使用してみた感想

まず購入して箱を開けた瞬間に感じた事としては、物が小さいと言う事。これはいい意味で言っているのですが、コンパクトで、どこにでも持ち運びが可能な点は、出先での使用に適していると感じました。

バスや、タクシーなどは、特例として、ジュニアシートやチャイルドシートの取り付けを免除されているのですが、正直、安全性の事を考えると、何かしら対策が必要だと感じていた中で、この商品を見つけたので、迷わず購入しました。

使用条件としては、

推奨体重15kg~36kg
推奨年齢3歳~12歳(ただし体格に準ずる)

との取説に記載がありました。

使用方法

実際、自分の3歳の子供に装着してみましたが、正直、まだ少し早い印象を受けました。まだ、体格も小さいですし、やはりジュニアシートの囲まれている感じの方が個人的には安心感が有ります。

又、ジュニアシートの座布団の部分も使用しないと、子供が外を見れない状態になってしまいます。1シリーズの後部座席の窓ガラスの下部ラインが比較的高い位置に有ったり、座面が低いせいもあるとは思いますが、やはり3歳程度の子供にはお尻の下の座布団的なシートは必要な様に思いました。我が家ではまだまだ、乗用は、3歳の下の子に関してはジュニアシートを使っていくつもりです。

携帯とのサイズ比較。非常にコンパクト

ですが、出先や、両親に非常時の為に渡しておき、グローブボックス内に保管しておいてもらうなどの用途であれば、小さな子供用としても十分使えると思います。あくまでも個人的に、3歳程度の子どもであれば、まだまだジュニアシートを常用したい気持ちになっていますが、非常用なら、コンパクトですし、非常に良い商品だと思います。

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小学1年生以上の子供に効果が大きいと感じる

使ってみて思ったのは、3歳の下の子よりも、小学1年生の上の子に使う方が安全性は高いように感じました。と言うのも、小学1年生は、法律的には、すでにジュニアシート等の補助座席は不要となるのですが、シートベルト自体の設計は身長140cm以上を目安に設計されています。小学1年生の平均身長は120cm弱程度なので、設計身長は満たしていません。なので、大人と同じように子供を乗せると、ベルトが型ではなく、首の近くにかかってしまいます。

この状態だと、万が一の事故の際、逆にシートベルトが子供の首に危害を加える危険性さえあります。

そこで、このスマートキッズベルトを使用し、子供の体格に合った位置で装着すれば、より、シートベルトの効果も高まると思います。

上でも書きましたが、推奨年齢が3歳~12歳と幅が広いのも、この辺が関係しているのではないかと思っています。

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最後に

このスマートキッズベルトですが、上手く使用すれば、欧州での厳しい安全基準も満たしていますし、日本国内でも、ジュニアシートの代わりとしての使用が法律的にも問題ありません。

又、ジュニアシートが不要になる小学1年生から、シートベルトの設計基準である、身長140cmまでの安全対策としても使用できます。

子育て世帯であれば、一家に1個あっても、いい商品だと個人的には思っています。

最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

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