BMW1シリーズに乗り始め、早4年強。1年落ちの中古車を購入したので、新車登録からは、約5年半が経過しました。5年目の車検時にもディーラーの方から、数値的には問題ないが交換の時期ではありますと、言われましたが、そりゃ5年も使えば寿命でしょうね。と言いつつ、数値的にも問題ないですし、今回は交換しませんでした。交換費用は約7万円弱。やはり高いですね。でも、少し冷静に考えたのですが、5年目の車検時まで、バッテリーについて、ずっと数値も問題なく、交換を打診された事もないんですよね。この対応を見ていると、乗り方にもよるとは思いますが、最低でも5年は持つんでしょうね。最低5年持つバッテリーってかなり長持ちだと思います。
5年目車検時の電圧とスタート容量
画像は5年目の車検時のバッテリーの数値です。さすがに電圧が12.34Vと低下し始めていますね。と言うのも4年目の点検時まではずっと12.5~12.6Vの間で推移していました。4年目~5年目にかけて電圧が低下し始めているようです。一般的には12.5Vを下回ると交換時期等の記載を見ますが、整備の方は、12.5Vを下回ると交換するに越したことは無いですが、電圧は変動するものですし、12.3Vを下回ると要交換かなーと言われていました。何にしてもバッテリーが上がってしまうと面倒なので、早めに交換するに越したことは無いと言われていました。
次にスタート容量。これは77%で十分ですね。しかもF20_1シリーズの純正バッテリーは900CCAとかなり大きな数値のバッテリーとなっています。測定したのが真冬な事も有、77%あれば十分ではないかと思います。900CCAの77%となると、約700CCA。いやそれでもかなり大きな数値で始動性は全く問題なさそうです。実際今まで1回もエンジン始動が悪かった事はありません。
ただ、流石に新車登録から5年、バッテリー製造からは5.5年経過しているので、今後はアイドリングストップしなくなったとか、始動時のエンジンのかかり方等、注意深く気にしていきたいと思います。
BMW純正バッテリーの交換費用
冒頭にも書きましたが、純正バッテリーの交換しようと思うと結構な費用がかかります。1シリーズでも交換工賃含め7万円弱との事で、もう1台所有しているオデッセイのバッテリー交換費用の倍です。(正直オデッセイの約3.5万円も高いと思ってしまった。)
ただ、寿命と安心感から言えば、純正でのバッテリー交換も有りだと思います。新車から10年乗るとして、交換サイクルは1回のみなので、長く乗るつもりなら純正バッテリーへの交換も少し高いですが、考えられると思います。
F20_1シリーズ118dの純正バッテリーはBanner製
トランクルーム下にあるバッテリーをのぞいてみると、そこには見覚えのあるBannerの文字とあの真っ赤な塗りつぶしが。てっきり純正はVARTAかと思っていましたがBannerのバッテリーを採用しているんですね。日本ではあまり馴染みが無いかもしれませんが、Bannerはオーストリアのバッテリーメーカーで、BMWやポルシェ、アストンマーチンなどで純正供給しています。ヨーロッパでは日本でもおなじみのVARTAと並ぶ品質と知名度のあるバッテリーメーカーです。
又AGMバッテリーなのも長持ちの理由かもしれませんね。
最後に
BMWの純正バッテリーは高額ですが、その分長持ちです。5年半無交換ですが、今の所全く問題なしです。ただ、僕は毎日片道10km強の通勤に車を使用していますし、休日は毎週100km近く走る乗り方をしています。出張時以外は毎日1回はエンジンをかけています。そこも長持ちしている理由かもしれません。
又、1シリーズはトランクも手動ですし、シート調整も手動と、電動部が少ないのもバッテリー寿命が長い一因かもしれません。アイドリングストップはキャンセルせずに、普通にアイドリングストップをしています。アイドリングストップするしないは大きく寿命に影響はなさそうです。
何にしてもBMWの純正バッテリーは寿命が長いと思います。
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