オデッセイのタイヤをヨコハマRV02からRV03へ交換した感想

オデッセイ

先日、まだまだ溝はあったのですが、前回のタイヤ交換から5年強経過し、タイヤの溝底にひび割れが出始めた事も有、又、2023.4~タイヤが値上げされる事も相まって、オデッセイのタイヤを、ヨコハマタイヤRV02からRV03へ交換しました。

RV02からRV03への進化もあるのだとは思いますが、6年経過したタイヤから、新品のタイヤへの交換だった事も有、交換前後で、大いに違いを体感出来ました。

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RV03へタイヤ交換後乗ってすぐに分かる乗り心地の違い

2017年43週製造のRV02

今回交換したタイヤは2017年43週製造と、5年強経過したタイヤからRV03へ交換したので、新品状態のRV02と比較できませんが、交換後は、すぐに乗り心地の違いを体感できるくらいの違いが有りました。段差を乗り越える際、明らかにショックが少なく、又、タイヤのしなやかさを感じると言えばいいのか、タイヤが衝撃を吸収している感覚を感じました。又、ミニバン用タイヤと言う事もあるとは思いますが、サイドウォールがしっかりしていて、コーナリングの際、タイヤのヨレ等を感じる事もあまりありませんでした。ゴムの柔らかさを感じつつ、グニャグニャしない、安心感のあるタイヤだと思います。

ロードノイズについても、特に高音域のシャーと言う、耳障りなノイズの低減を体感しました。これは、交換前後で触って分かるくらいタイヤの柔らかさが違っていたので、この柔らかさが大いに影響していると思います。

5年使用したRV02はかなりゴムが硬くなっていたせいもあると思いますが、最近は、摩耗速度もかなり遅くなっていた印象で、新品当初は、それなりにちびていたのですが、ここ2年程度はタイヤの溝の減りを体感することが出来ないくらい、タイヤのちびが少なかった印象です。5年で約3万kmと、走行距離もあまり伸びてないとは言え、溝はまだ5分以上ある感じで、耐摩耗性はかなり高い高いのかなと言った印象でした。

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RV02とRV03の溝パターンの違い

RV02とRV03の溝パターンの違い

交換前後のタイヤの溝パターンを撮影してみたのですが、ほぼ同じパターンですね。私の感じた違いとしては、インサイドの溝に角度が付いたのと、アウトサイドから2ブロック目のサイレントエッジグルーブと言う溝がRV03ではV字型になっている部分に違いを感じた程度です。

出典元:https://www.y-yokohama.com/product/tire/bluearth_rv03/

ヨコハマタイヤのサイトを見るとRV03の溝パターンは上記のような説明が有ります。対して、RV02は下記のような記述が有りました。

出典元:https://www.y-yokohama.com/product/tire/bluearth_rv02/

こうやって並べてみると違いが何となく分かりますね。

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RV02からRV03への進化した部分

出典元:https://www.y-yokohama.com/product/tire/bluearth_rv03/

画像の様にRV02からRV03になり、静寂性は数値的にも進化しています。ただ数値自体の変化はあまり大きくはないので、新品同士では、違いを体感することは難しいのではないかと思います。今回、RV02から、RV03になり、最も進化した部分は、耐摩耗性の部分ではないかと、個人的には思っています。

出典元:https://www.y-yokohama.com/product/tire/bluearth_rv03/

ホームページにも記載が有りますが、摩耗寿命が、何と20%も向上しています。20%の性能UPって中々目にすることが無い数字ではないかと思います。個人的にはRV02ですら、耐摩耗性は優秀な印象を持っていたので、ここからさらなる長寿命化がなされたとなると、かなり寿命については長そうです。

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RV03のラベリング性能

出典元:https://www.y-yokohama.com/product/tire/bluearth_rv03/

RV03のラベリング性能はサイズによって違いが有り、多くのサイズでは、転がりA、ウェットaの性能で、18インチ以上の一部のサイズで、転がりAA、ウェットaのラベリングになっています。個人的にはヨコハマタイヤは雨に強い印象をもっています。実際ウェットのラベリングも最高評価のaとなっています。雨にも強く、ある程度燃費性能も備えたタイヤと言う印象です。

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RV03への交換費用

今回交換したヨコハマRV03のサイズは215/60/R16でした。今回は大手のABで交換したのですが、タイヤ費用は4本で約5.8万円、そこへ、交換工賃や廃タイヤ料を追加し、約6.8万円程度でした。前回RV02へ交換した際は、6万円弱だったので、この時より、かなり高くなっているのではないかと心配したのですが、許容範囲内で良かったです。又、今回交換する際、オールシーズンタイヤも考えたのですが、ミシュランの物で約9万円でしたが、欠品が続いており、いつ販売できるかも目途が立っていない、又、国産の物は10万円を超えてくるとの事で、オールシーズンタイヤは諦めました。

ただ、私の住む地域ではめったに雪が積もる事は無いので、たまにの為にスタッドレスへ交換している現状を考えると、いつかオールシーズンタイヤへの交換も有りだと考えています。

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最後に

今回5年強乗ったヨコハマRV02からRV03へタイヤ交換を行いましたが、大いに新品タイヤへの交換の効果を体感することが出来ました。やはり、唯一地面と接しているパーツなので、溝が有るけど、硬化が進み、当初の性能を発揮できなくなりつつあるタイヤは、早めに交換するべきかと思います。今回AB、タイヤ館、イエローハットとタイヤ交換にあたり、色々回りましたが、どこでも言われたのが、基本的にはゴムとして考えた場合、タイヤのオイル成分が飛んでしまうため、寿命は使用を開始して5年と言われていました。あくまでも、溝がある無しは関係なく、ゴムとして考えるとそうなる様です。年中ゴムが屋外にさらされ、紫外線や、高温、氷点下の状況にいる事を考えると、やっぱ寿命はそんなもんだよね。と妙に納得してしましました。

スタッドレスの寿命も同様に5年程度となる事を考えても納得してしまします。

今回、ヨコハマRV02からRV03へタイヤ交換を行いましたが、進化や、タイヤの劣化具合をとても良く感じる事が出来ました。ミニバンを乗られている方であれば、タイヤ交換の際、ヨコハマRV03お検討してみてはいかがでしょうか。個人的には大いにお勧めします。

コメント

  1. りょうしん より:

    ponsukeさん
    こんばんは。
    タイヤはアフターパーツの中で必ず交換しなければ
    ならないもので、かつ効果を実感できるものです。

    ただし、ponsukeさんのおっしゃる通り、実際の交換場面では、
    メーカー、種類を交換しても、劣化したものと新品の差がでてしまい。
    それがタイヤの種類を変えたことによるものなのかわかり難いです。

    前にも言いましたが、私の経験ではダンロップのルマンⅣが一番違いを感じました。
    中に吸音スポンジが張り付けてあり、静粛性が抜群でした。
    駐車場から出る時に、タイヤが1回転するときに、ゴムの柔らかさを感じました。
    次はピレリのチンチュラートP7です。これは交換直後はあまり良い印象はなかったのですが、次第に路面とのコンタクト感が良く感じるようになりました。
    現在のミシュランプライマシー4は、一般的には評判の良いタイヤですが、特に印象はありません。

    私の118dのタイヤサイズは205/55-R16なので、比較的安価です。
    早めに交換して、タイヤによる違いを感じたいと思っています。

    • ponsuke より:

      りょうしん様
      コメントありがとうございます。
      ダンロップのルマン、とても興味が有ります。特殊吸音スポンジ体感してみたいですね。ミシュランのプライマシー4も興味があり、x1の交換候補で考えています。今まではタイヤはブリジストンか、ヨコハマが個人的には好みで、どちらかで交換していました。最近はミシュランも気になり始めています。118Dの非mスポーツは、個人的に乗り心地や、走行性能、コスト面を考えると、良いサイズだと思っています。またタイヤ交換をされた際はインプレッションをお待ちしています。

  2. C より:

    ponsuke様、こんばんは。
    私は前車がヴォクシーでアジアンタイヤからRV02、次の買い替え時にBSのPX-RVを履いてみました。
    私の主観ではコーナリングの安定性はほぼ同じ、ロードノイズはRV02の方が静かでした。BSは新品でもロードノイズは大きいです。ヨコハマの方が柔らかい印象で減るのも早いのでは?と思いましたが固めのBSも変わりないので、価格差を考えるとヨコハマ一択です。

    • ponsuke より:

      c様
      コメントありがとうございます。
      私も、最初はブリジストンと比較すると、ヨコハマの方が柔らかい印象を持ちました。なので、新品時の印象は価格の割にヨコハマの方に好印象を抱きました。対して、ブリジストンの印象は、新品時の柔らかさを維持する期間がヨコハマに比べ、長い印象です。今回rv02についても、3年程度経過したあたりから、硬さを特に感じ始め、減りも少なくなていった印象です。ブリジストンは、3年経過しても、硬さが極端に変わらなかった様に感じています。とはいえ、rv02に悪い印象が無かったので、今回もrv03に替えてみました。又、経年時のインプレッションも書ければと思います。