オデッセイの買い替え候補はオデッセイ！？

現在所有している2014年式のRC1オデッセイもすでに11年目の車検を迎え、そろそろ買い替えの検討を始めたのですが、オデッセイからの買い替えって中々いい車が無いんですよね。

あの低床パッケージに、2列目のロングスライドによる広大なスペース、3列目は床下収納可能で荷物の積み込みも楽々可能で、最小旋回半径は5.4ｍと小回りも効く。しかもハイブリットであれば燃費も良好。利便性はかなり高いものがあります。オデッセイからの買い替えに悩んでいる人も少なからずいるのではないかと思います。そんな中、車検時に営業担当さんのご厚意で、現行のオデッセイを丸1日貸してくださりました。

現行オデッセイは様々なところが進化していた

フルモデルチェンジはしていないので、基本的には2014年式のRC1と車自体は変わらないのですが、現行モデルは装備面がかなり進化していました。ナビサイズも7インチから11.4インチへかなりサイズも大きくなり、ワイヤレス充電も付いていました。

さらにアームレストも大型化され、シフトノブもボタン式へと変更、パーキングブレーキも電子化されていました。ただ、この電子パーキングブレーキですが、ボタンの場所が操作しにくい位置にあり、この辺は無理やり付けた感がある感じがしました。

今回お借りした車両が最上級グレードのブラックエディションだったことも有、シートは全て本革シートで高級感もかなりありました。またトランクも電動で開閉可能となっていましたが、途中で止める機能はありません。このサイズの電動テールゲートは、途中で止める機能が個人的には欲しいと感じました。

後部座席も装備が進化

後部座席も電動化されており、又シートヒーターも装備されていました。今までなかった簡易テーブルも装備されており、アルファードの後部座席を連想させる仕上がりになっています。

ただ、前席もそうなのですが、シートが本革なので、シートヒーターだけでなくシートクーラーも装備した、シートベンチレーションが欲しいところだと感じました。

3列目を床下に格納し、ロングスライドさせると広大な空間が出現し、まるでリムジンの様な開放感で移動できるのは相変わらず良いシートアレンジだと思います。又、2列目は背もたれの、中折れ機能があるので、とても快適な姿勢で座る事が出来、長距離移動もとても快適です。

4人家族であれば、全員がとても快適に移動できる空間の完成です。

3列目もＬサイズミニバンなので、大人が二人であれば、極端に大きな方以外は問題なく長距離移動も出来る空間となっています。

積載性も抜群

画像の様に3列目を床下に収納すれば広大な荷室が出現します。車自体が低床なので、自転車等の乗せこみも結構楽にできます。これは以前から変わりない長所ですね。

キャンプなども4人分の荷物も余裕で載せることが出来ます。

いつの間にかサラリーマンからすると、高級車の価格帯に

このオデッセイですが、中国生産の車両になり、全車ハイブリットになった事もありますが、車両価格が480万円～516.5万円といつの間にかかなり高額な車両になってしまっています。装備も充実し、最近の物価高騰で金額が高騰しているのは仕方ないとは思いますが、正直子育て世代の私にはここまでの装備は求めていない状況です。ただ、月ごとの販売台数はコンスタントに1000台前後売れているので、一定の需要はあるのだと思います。

私自身現在所有しているオデッセイは車両価格340万円の時代に購入しているので、高くなったなと言うのが正直な印象です。

見積もりも頂いたのですが、ブラックエディションで総額600万円強でした。ここからの値引きも多少はあるでしょうが、今乗っているオデッセイの下取りと合わせても、実際払う金額は500万円を切る事はないでしょうね。モデルサイクル的にも現在のRCの型になって10年以上たっており、売却時の金額もあまり期待できないのではないかと勝手に想像しています。

オデッセイからの買い替えの車探し難しいですね。

最後に

オデッセイからの買い替えを検討中ですが、この現行のオデッセイとても良い車だと思います。ただ金額とのバランスを考えた際、モデルチェンジしていない車両にここまで金額を出せるかと言うと、個人的には少し躊躇してしまうのが正直な感想です。

オデッセイって不思議な車で高級感や、車のサイズ、価格帯など、どれも中途半端な感じもするんですが、言い方を変えると、とても丁度いい車なんですよね。このサイズで最小旋回半径5.4mと小回りが利き、燃費も良い車もないですし、いざ買い替え候補を探しても、何かを犠牲にしないと他の車に乗り換えできなくなってしまっています。

金額以外はオデッセイからオデッセイへの買い替えも有りだと思います。もう少し悩むことになりそうです。